1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
  10 ,2017

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。 20歳でのアフリカ一周から、60歳還暦での「300日3000湯」ツアーまで、そしてその先へ・・・。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。


著者・管理人

Author: 賀曽利隆
Twitter:@kasori3000
Administrator:ウザワ・K

カテゴリー
Amazon
ブログ内検索 by Google
広告も社会の窓。
FC2ブログランキング
このブログが面白いと思ったらたまに(あるいは頻繁に!)クリックしてくださいね(ポチっとな)。それで何が起こるのかは僕も知らんけど…。
月別アーカイブ
小さな天気予報

-天気予報コム- -FC2-
FC2カウンター
QRコード
QRコード
28

Category: 復刻:賀曽利隆オンライン

Tags: ---

Comment: 0  

伝説の「賀曽利隆オンライン」(1)
 1999年7月から5年間つづいた、伝説の「賀曽利隆オンライン」を、復刻してみたくなりました。週に1度くらいの割合でフロント・ページに書きつづけた原稿を再現させてみようと思います。若かりし(!?)日のカソリの熱気をみなさんにお伝えしたくなったのです。

===========以下、復刻

(1999年7月13日号)
 5月31日に「日本一周」の前半戦(西日本篇)から帰ったあとも、バイクで日本各地を走りまわっています。そのため、女房には「あなたって、いつも日本一周をやっているようなものなのね」と皮肉まじりにいわれてしまいました。いやー、でもうまいことをいいますよね。実際にその通りで、ぼくはふだん、あちこちまわっているのは、「日本一周」のパート篇のようなつもりでいます。

 この梅雨空のさなか、6月24日から7月10日までの半月あまりは、中部圏、関東圏、東北圏の温泉めぐりをし、全部で100湯以上の温泉に入ってきました。ひとつショックだったのは八幡平山麓の秋田県側の2湯の温泉、赤川温泉と澄川温泉で、平成9年の大規模な土砂崩れに流されたままで、今では跡形もありません。ともに名湯だっただけに、なんとも惜しまれます。また信州の安房峠下の中ノ湯温泉は安房峠のトンネル工事のため、長い間、休業していましたが、トンネルの完成とともに新しい温泉宿が完成し、穂高連峰を一望する内風呂と露天風呂に入ってきました。

 今日これから東北の林道を走りにいってきます。8月1日からは「道祖神」のバイクツアー、「カソリと走ろうシリーズ」の第4弾目でチベットに行ってきます。ラサを出発点にし、聖山のカイラスまで中国製のバイクで走ってきます。その途中では5000m級の峠を3つ越えていくのですが、うまく走れるかどうか期待と不安の入り交じった気持ちです。

 このチベットから帰ったあと、9月1日に「日本一周」の後半戦(東日本篇)に出発します。みなさんも、この夏はおおいにバイクで走りまわって下さい。


(3冊のカソリ本の紹介)
1、『50㏄バイク日本一周2万キロ』(JTB刊)
1989年に50㏄バイクのスズキ・ハスラーTS50で「日本一周」をしたときのことを書いたもの。このときの「日本一周」では徹底的に岬にこだわって日本をまわった。

2、『50㏄バイク世界一周2万5000キロ』(JTB刊)
1989年の「日本一周」で使った50㏄バイク、スズキ・ハスラーTS50をアメリカのロサンゼルスに送り出し、アメリカ、ヨ-ロッパ、アジアと横断し、インドのカルカッタに到着するまでの「世界一周」を書いたもの。ヨーロッパでは東欧崩壊の歴史の現場を見た。

3、『バイクで駆けるインドシナ1万キロ』(JTB刊)
1992年から翌93年にかけては、誰もが成しえなかった「インドシナ一周」に挑戦。何度も国境の厚い壁にはねかえされながらも、ついに世界初の「インドシナ一周」に成功した。『バックオフ』誌で好評を博した連載を単行本化したもの。

テーマ : ツーリング    ジャンル : 車・バイク

28

Category: 復刻:賀曽利隆オンライン

Tags: ---

Comment: 0  

伝説の「賀曽利隆オンライン」(2)
(1999年7月31日号)
 ぼくはこの30年あまり、「世界を駆けるゾ!」と口グセのようにいいつづけて、世界をバイクで走りつづけてきました。その自分の口グセのような「世界を駆けるゾ!」をタイトルにした本が出ました。
 フィールド出版刊の『世界を駆けるゾ!』です。

 ぼくのこの30年あまりの、世界6大陸を舞台にした旅の軌跡をまとめたもので、本書はその第1部の20代篇ということになります。ぜひともご一読をお願いします。

 この後、第2部の30代篇、第3部の40代篇が出る予定になっていますが、ぼくはさらにもう30年、80歳になるぐらいになるまではバイクで世界を駆けるつもりでいますので、将来、第4部の50代篇、第5部の60代篇、第6部の70代篇もぜひとも出したいと思っています。

 明日からバイクでチベットを走ってきます。そこはぼくの小さいころからの憧れの地。それが50歳を過ぎた今になって、子供時代の夢が実現しようとしています。5000m級の峠を3つも越えていくようなハードなルートですが、聖なる山、カイラスを目指して全力でチベットに立ち向かって行たいと思っています。

 チベットから帰ると、今度は「日本一周」の後半戦のはじまりです。「日本一周」の前半戦では、4月1日から2ヵ月間、2万キロを走って西日本をまわりましたが、後半戦では9月1日から10月31日までの予定で東日本をまわります。


(1999年8月28日号)
 チベットをバイクで走ってきました。
 ラサのポタラ宮前を出発し、聖山カイラスまで往復半月あまりの旅でした。それにしても、チベットはきつかった‥。しょっぱなのラサで高山病の洗礼に見舞われ、ダートに入った初日にはギャップにはまり、30mちかく吹っ飛ばされ、全身強打。標高4500m前後のチベット高原を行くので、絶えず空気の薄さには泣かされました。と、カソリ、散々に泣きの入ったチベットでした。

 第1番目のユロンラ(ユロン峠)にはじまり、全部で19峠を越えてカイラスまで行ったのですが、一番高かった峠はマユムラ(マユム峠)で標高5216m。チベット語では「ラ」が峠を意味します。

 長く厳しい行程だったので、聖山カイラス(6656m)を間近にしたときは感動のあまり、チベット人たちと一緒に息のつづくかぎり五体投地をしました。

 辛く苦しかったチベットの旅をまるで象徴するかのように、帰りがけに立ち寄ったネパールのカトマンズの日本食レストランで食べたカツ丼に当たり、日本に帰ってからは強烈な嘔吐、腹痛、下痢でフラフラ状態。なんと体重は6キロも減りました。
 初めて経験する食中毒がこんなにもきついだなんて‥。

 9月1日からは「日本一周」の東日本篇。日本のやさしい風土につつまれて、傷めた体を癒します。

テーマ : ツーリング    ジャンル : 車・バイク

28

Category: 復刻:賀曽利隆オンライン

Tags: ---

Comment: 0  

伝説の「賀曽利隆オンライン」(3)
(1999年10月25日号)
「日本一周・東日本篇」を走り終え、10月20日に帰ってきました。

 日本海側の親不知に近い富山県の境温泉を夜明けに出発し、途中、長野の善光寺に参拝し、東京・日本橋に戻ってきたのは午後3時のことでした。9月1日に出発してから50日目、1万6405キロを走っての東京到着でした。といっても「日本一周」はこれで終了ではないのです。

 じつは関東篇を別にし、10月28日に再度、出発し、10日かけて関東および甲信越、東北南部をまわり、11月6日(土)の午後3時に東京・日本橋に到着し、今回の「日本一周」の全行程を終えようと思っています。

「日本一周」の間に、うれしいニュースがありました。7月に出した『世界を駆けるゾ 20代篇』(フィールド出版)がJTB紀行文学大賞奨励賞を受賞したのです。歴代の受賞者といったら宮脇俊三氏、沢木耕太郎氏、赤瀬川源平氏、辺見庸氏、根深誠氏、森本哲郎氏‥‥といった錚々たる方々なので、うれしさと同時に、さー、カソリさん、これからが大変だなと、重圧感をも感じています。

 この本を編集してくれたオフロードバイク誌『バックオフ』編集長の瀬戸雅彦さんと、さっそく編集部近くの中華料理店で祝杯をあげました。『バックオフ』編集部の高杉浩さんも同席して一緒になって喜んでくれました。

 この『世界を駆けるゾ!』ですが、12月には『30代篇』が、来春には『40代篇』が出ます。『20代篇』同様に、ぜひともお読み下さい。

 さらに10年後、20年後、30年後‥‥には、『50代篇』、『60代篇』、『70代篇』‥‥が、必ずや出ます。“生涯旅人!”のカソリ、ますます気合を入れて、「世界を駆けるゾ!」と叫ぼうと思ってます。


(1999年11月8日号)         
 11月6日、午後3時、「日本一周」のゴール、東京・日本橋に到着しましたが、大勢のみなさんに出迎えられ、感激でした。ちょっぴり気恥ずかしさもありましたが‥‥。

 滝野沢優子さんや“ちびっこ”こと青山直子さん、桜田雅幸さん、“ヤキソバン”こと鈴木稔さんら、いつものキャンプ仲間との再会はうれしいものでした。

“くまさん”こと熊本雅喜さんは野宿した笹子峠からずっと一緒に走ってくれたのですが、“くまさん”はなんと3度の日本橋の出発すべてに見送りにきてくれ、さらに「西日本篇」最後の「甲府→東京」をも一緒に走ってくれたのです。遠く兵庫県の姫路から駆けつけてきてくれた人もいました。

 NHKの「おはよう日本」のアナウンサー、野村正育さんも、お忙しい中を来てくれました。「東日本篇」のスタートの日、9月1日に福島県いわき市の勿来駅前で、NHKの取材陣と待ち合わせたのですが、そのとき野村アナウンサーにいろいろとインタビューされたのです。心の中がスーッと洗われるような、なんともさわやかな人でした。

 みなさん、ほんとうにありがとう。

 こうして「日本一周」を終えると、「ヤッタ!」という達成感もありますが、それ以上に胸の中をフーッと風が吹き抜けていくような寂しさを感じます。その寂しさを打ち破るために、また新たな旅に出ていくのかもしれません。

テーマ : ツーリング    ジャンル : 車・バイク

06

Category: 復刻:賀曽利隆オンライン

Tags: ---

Comment: 0  

伝説の「賀曽利隆オンライン」(4)
(1999年11月25日号)
 まだ12月を残していますが、カソリの1999年の「10大ニュース」を選んでみました。“生涯旅人カソリ”、上位には当然、バイク旅がきています。

第1位 「日本一周・西日本篇」1万9483キロ走破(4月1日~5月31日)
第2位 「日本一周・東日本篇」1万6405キロ走破(9月1日~10月20日)
第3位 「日本一周・関東篇」2683キロ走破(10月28日~11月7日)
第4位 温泉めぐり・驚異の150湯(6月~7月)
第5位 「チベット・ラサ→カイラス往復」(8月1日~8月22日)
第6位 『世界を駆けるゾ! 20代篇』(フィールド出版)発刊(7月24日)
第7位 『中年ライダーのすすめ』(平凡新書)発刊(8月20日)
第8位 『世界を駆けるゾ! 20代篇』、1999年度JTB紀行文学大賞奨励章を受賞。
    帝国ホテルで受賞式(11月11日)
第9位 四国と伊豆の林道まつり、大阪、佐賀、青森、宮城のスズキのツーリングオアシスに参加
第10位 「賀曽利隆オンライン」の開設

 このような1999年のカソリの「10大ニュース」ですが、みなさんはいかがですか。12月11日(土)の“焚き火ふぉーらむ”でみなさんにお会いできるのを心から楽しみにしています。


(1999年12月10日号)
 1999年度のJTB紀行文学大賞奨励賞を受賞した『世界を駆けるゾ! 20代編』ににひきつづいてまもなく『世界を駆けるゾ! 30代編』(フィールド出版)が出ます。前作同様、ぜひともお読み下さい。
 このあとの40代編は『40前半編』と『40代後半編』の2冊になります。

“ライダー・カソリ”は今、“ライター・カソリ”に変身し、目を三角しにして原稿を書きまくっています。
 というのも、これら3冊の本のほかに『日本一周バイク旅4万キロ 西日本編』、『日本一周バイク旅4万キロ 東日本編』(昭文社)の「日本一周」をまとめた本と、『旅の鉄人カソリの激走30年』(JTB)を同時進行で書いているからです。
 これらは来春に出ます。

 さらに『世界を駆けるゾ!』シリーズのあとフィールド出版から『日本食べ歩き紀行』の西日本編と東日本編の2冊が出ます。ということで、今、8冊の本をかかえているのですが、『世界を駆けるゾ! 30代編』の最終校正が終わり、自分の手を離れたので、とりあえずはホッとしています。


(1999年12月25日号)
 メリークリスマス!
 12月11日の第1回目の「焚き火フォーラム」はなんとも楽しいものでした。
 ぼくにとってひとつ驚きだったのは、日本各地から30名近くのみなさんが道志川のキャンプ場に集まってきてくれたことです。

「焚き火フォーラム」の案内はこの「賀曽利隆オンライン」に出ただけで、それもなおかつ、1ヵ月にも満たない案内期間でした。それにもかかわらず、多くのみなさんに情報が伝わり、そして多くのみなさんが「焚き火フォーラム」に来てくれたということは、インターネットのすごさをぼくに教えてくれました。

「2000年はインターネットの時代ですよ」
 という高藤さんのお言葉がじつによくわかりました。

 ということで、この「賀曽利隆オンライン」を一生懸命にやってくれている高藤さんや古林さん、古山さんら事務局のみなさんと一緒になって、このHPをより多くのみなさんに見てもらい、使ってもらえるようにしたいなと思っています。

テーマ : ツーリング    ジャンル : 車・バイク

06

Category: 復刻:賀曽利隆オンライン

Tags: ---

Comment: 0  

伝説の「賀曽利隆オンライン」(5)
(2000年1月1日号)
 みなさ~ん、あけましておめでとうございます。いよいよ2000年代に突入ですね。 暮れの12月28日、なんとしても1900年代中に秋田新幹線に乗っておこうと、東京駅6時52分発の「こまち1号」で秋田まで行ってくました。

 秋田到着は10時47分。秋田藩の久保田城跡を歩き、駅ビル3階の郷土料理店「杉のや」でキリタンポ鍋を食べ、秋田12時44分発の新庄行き鈍行列車に乗りました。

 秋田山形県境の雄勝峠周辺の雪のすごさには驚かさました。
 新庄からは12月4日に延伸が完成した山形新幹線の「つばさ144号」に乗換え、東京駅着は19時08分。わずか1日でしたが、なんとも心に残る列車旅で、これがぼくの1900年代最後の旅ということになりました。

 新幹線の車窓を流れる東北の山野を眺めながら、ぼくはまた新たな旅の夢を見ました。 名づけて「列車旅・世界一周」計画。東京から下関まで行き、関釜フェリーで釜山に渡り、韓国経由で中国へ。ユーラシア大陸を列車で横断し、ロンドンからニューヨクに飛び、アメリカを横断し、サンフランシスコをゴールにするというものです。

 さー、2000年代も1900年代以上に「世界を駆けるゾ!」。


(2000年1月10号)
 みなさん、お正月はいかがお過ごしたか。
 ぼくは暮れも、正月もなく、元旦などは朝、4時起きで「日本一周」の原稿を書いていました。この「日本一周」が、3月の上旬には昭文社から『日本一周バイク旅4万キロ』という上下巻の本となって出ますので、ぜひともお読み下さい。

 それと、『世界を駆けるゾ!20代編』にひきつづいての『世界を駆けるゾ!30代編』が、1月20日前後にフィールド出版から出ます。この本はぼくにとっては2000年代の第1弾となる本で、あとがきの日付けは2000年1月1日です。

 この本は20代のころに書いた第1冊目の『アフリカよ』から数えて、ちょうど30冊目。このような切れ目のよさを弾みにして『世界を駆けるゾ!40代編』の原稿も書いています。今年の春ごろまでには、今かかえている本の大半の原稿を書き終える予定です。 そしたらまた「ライダー・カソリ」に戻ってバイクで走りまくります。

 ということで、今は寝る時間を削って原稿を書きまくっています。


(2000年1月25日号)
 寒い日がつづいていますが、みなさんお元気ですか。
 ところで1月29日土曜日に山形県鶴岡市で地平線会議の報告会が開かれます。地平線会議というのは今から20年以上前の1979年に、日本人の世界を舞台にした探検・冒険を記録に残そうということで始めたもので、ぼくも発起人の一人なのです。

 毎月1回、東京・青山のアジア会館で報告会をおこなっているのですが、それを今回は鶴岡でやろうという企画なのです。報告会のパート1は午後1時から5時まで「出羽庄内国際村ホール」で、パート2は午後6時30分から9時まで「つるおかユースホステル」でおこないます。

 それに合わせて「出羽庄内国際村ホール」では1月23日から1月30日まで写真展(10時~19時まで。最終日は14時まで)が開かれています。ぼくはほんとうは冬の東北ツーリングを兼ねてバイクで行くつもりにしていたのですが、時間が取れず、金曜日の「渋谷→鶴岡」の夜行バスで行き、土曜日の「鶴岡→渋谷」の夜行バスで帰るという強行日程で行ってきます。

 報告会のパート2ではオークションをやりますが、それには1987年~88年のサハラ砂漠往復縦断で使ったヘルメットを出品します。ご興味のある方はぜひともご参加下さい。

テーマ : ツーリング    ジャンル : 車・バイク

06

Category: 復刻:賀曽利隆オンライン

Tags: ---

Comment: 0  

伝説の「賀曽利隆オンライン」(6)
(2000年2月1日号)
『世界を駆けるゾ! 30代編』(フィールド出版)が出ました。この本はぼくにとっては2000年代初っぱなの本であるのと同時に、ちょうど30冊目という節目の本にもなりました。前作の『20代編』同様に、ご愛読下さい。

 この『世界を駆けるゾ! 30代編』は「子連れサハラ縦断」にはじまり、「50㏄バイク日本一周」、風間深志さんとの「キリマンジャロ挑戦記」&「パリ~ダカール参戦記」、そして「南米一周」からなっています。

 これらはすべて結婚し、子供が生まれ、子供の数が次々に増えていったなかでしたことで、まさに30代を象徴しているかのようです。

 ぼくはこの『世界を駆けるゾ!』を『20代編』、『30代編』、『40代編』‥‥にしてよかったなと思っているのは、自分のやってきた旅を通して、そのなかにより普遍的な20代の人生、30代の人生、そして40代の人生というものを描きたかったからなのです。

 今、『40代編』を書いています。40代は我が“旅人生”の黄金時代。ということで40代編は2冊に分けます。上巻の『40代前半編』では「サハラ往復縦断」や「インドシナ一周」、下巻の『40代後半編』では「エアーズロック」からはじまった一連のバイクツアーや「オーストラリア2周」などを書きます。みなさん、ご期待下さい。


(2000年2月10日号)
 先日、出たばかりの『世界を駆けるゾ!30代編』(フィールド出版)ですが、発売開始後、半月で増刷になりました。編集してくれている瀬戸雅彦さんの言葉によると「飛ぶように売れている」とのことです。なんともうれしいことではないですか。これもひとえに、みなさんのおかげ。心からの感謝を申し上げます。

 というのは、本が増刷になるということは、書き手としては、これで最低限の責任を果たせたことになるからです。このあとの『40代編』もなにとぞよろしくお願いします。

 ぼくは今、寝るひまもなく、原稿を書きまくっています。3月半ばには出る予定の『日本一周バイク旅4万キロ』(昭文社)は、上巻の「西日本編」と下巻の「東日本編」が同時発売になるからです。大変なのはぼくだけでなく、編集してくれている昭文社の桑原和浩さんも同様で、会社に寝泊まりして作業してくれているのです。

 ということで、ここしばらくは“ライダーカソリ”ではなく“ライターカソリ”に没頭します。さー、春になったら旅立とう!


(2000年2月25日号)
 ぼくは今、すごくホッとした気分でいます。
 というのは「日本一周」の全部の原稿を書き終えたからです。「ヤッタね!」という気分なのです。

 昨年の11月7日に全行程を走り終えた「日本一周」ですが、本格的にその原稿を書きはじめたのは翌月の12月に入ってからのこと。年末も正月もなく、ただひたすらにマシンのごとく書きまくり、ついに完了させました。
 毎日、睡眠時間は3、4時間。これですこしは寝られるというものです。

 この「日本一周」の本ですが、昭文社から3月14日に『日本一周バイク旅4万キロ』といタイトルで上下巻の2冊で発売されます。上巻が西日本編、下巻が東日本編になります。

 3月26日(日)には東京神田神保町の三省堂で出版記念のサイン会を行います。
 4月7日から9日までの東京モーターサイクルショーでは、3日間とも、昭文社のブースで本にサインしますので、ぜひともおいで下さい。

 ということでみなさん、『日本一周バイク旅4万キロ』(昭文社)の上下巻をなにとぞよろしくお願いします。

テーマ : ツーリング    ジャンル : 車・バイク

13

Category: 復刻:賀曽利隆オンライン

Tags: ---

Comment: 0  

伝説の「賀曽利隆オンライン」(7)
(2000年3月10日号)
 ぼくは今、花粉症のまっ最中で、もう最悪です。くしゃみは連発するし、鼻水、鼻づまりがひどくて息はできないし、それにもまして、何にもする気にならないのが辛いところです。

 1年のうちでもこれからが一番いい季節だというのに、なんとも情けない話ですよね。
 花粉症になったのは10年ほど前からで、ある日、突然でした。伊豆をバイクで走り、たっぷり杉花粉を浴びて帰ってきた夜、やたらとくしゃみを連発し、鼻水ズルズルになってしまいました。

 まさかそれが花粉症だとは知らずに、
「ひどいカゼをひいたものだ」
 と思っていました。

 それからです。この季節になると、必ず花粉症にやられるようになってしまいました。
 とくにぼくの住んでいるこのあたり(神奈川県伊勢原市)はひどく、東京都内ではそれほどでもないのに、帰ってくると猛烈なくしゃみと鼻水。目がかゆくて目の玉を取り出して水で洗いたいくらいなんですよ。

 何年か前に「インドシナ一周」したときは、花粉症の一番ひどい時期にタイのバンコクの飛んだことがあります。するとバンコクに着いた翌日にはもう、何事もなかったかのように正常なんですよね。

 これはもう、海外に脱出する以外にないかと思う今日このごろです。みなさん、なにかいい方法があったら教えて下さ~い!


(カソリ本の紹介)
1、『日本一周バイク旅4万キロ(上巻)』(昭文社)
ぼくにとっては3度目になる1999年の「日本一周」は、西日本編と東日本編の2分割でおこなった。そのうちの4月1日から5月31日までの61日間で走った西日本編をこの上巻で書いている。カラー、白黒と写真をふんだんに使うことができたのが、本書の大きな特色だ。

2、『日本一周バイク旅4万キロ(下巻)』(昭文社)
9月1日から61日間で走った東日本編をこの下巻で書いている。東北や北海道といった温泉の宝庫を走ったので、温泉めぐりにはかなりのスペースをとっている。それと林道。東日本編では、西日本編の倍以上の距離のダートを走っている。各章ごとのル-トを詳細な地図に落としてあるところが、さすが昭文社だ。


(2000年3月25日号)
 3月14日に『日本一周バイク旅4万キロ』(昭文社刊)の上巻、下巻の2冊が同時に刊行されました。上巻が「西日本編」、下巻が「東日本編」になっています。

 その発刊を記念してのサイン会が3月26日(日)午後2時から東京・神田の三省堂でおこなわれます。ご都合のつく方はぜひともおいで下さい。ぼくは「日本一周」のスズキDJEBEL250GPSに乗っていきます。三省堂ではDJEBELを店内に入れてのサイン会にするといっています。

 4月7日(金)から4月9日(日)までの東京ビッグサイトでの「東京モーターサイクルショー」でも、昭文社のブースで3日間連続のサイン会をおこないます。どうぞ気軽に立ち寄って下さい。この昭文社のブースにも、「日本一周」のDJEBELを展示します。また期間中にはぼくと風間深志さんとの絶妙コンビでのトークショーや日本一周のスライド上映、昭文社・桑原和浩さんの秘蔵カソリネタのビデオ公開などもあります。

 みなさ~ん、東京・神田の三省堂で、東京ビッグサイトの「東京モーターサイクルショー」でお会いしましょう!

テーマ : ツーリング    ジャンル : 車・バイク

13

Category: 復刻:賀曽利隆オンライン

Tags: ---

Comment: 0  

伝説の「賀曽利隆オンライン」(8)
(2000年4月10日号)
 3月30日、31日の2日間で秩父の峠越えをしてきました。胸がキューンと痛くなるような、なつかしの峠越え。

 ぼくが「日本中の峠を越えるぞ!」
 と、一大決心をして峠越えをはじめたのは、今から25年前の1975年3月28日のことでした。

「飯能→秩父」間の奥武蔵の峠を越えたのですが、その第1番の峠というのは国道299号の高麗峠で、それにひきつづいての第2番目の峠は正丸峠でした。

 今回はその25年前の、なつかしの峠越えルートを追ってみたのです。25年で大きく変わったこと、ほとんど変わらなかったことといった、この25年という年月を感じ取ることのできた峠越えでした。

 今回、秩父をとりまく峠を全部で23峠を越えました。そのうち自分にとっての新しい峠は4峠でした。その結果、今までに越えた峠の数は1328峠になりました。
 当面の目標は1500峠!


(2000年4月25日号)
 6月中にはJTBから出る予定の本、『旅の鉄人カソリの激走30年』の原稿をすべて書き終えました。本が完成したときはうれしいものですが、それ以上に原稿を書き終えたときというのはうれしいものです。

 この『旅の鉄人カソリの激走30年』は、この30年間で月刊『旅』(JTB)で書かせてもらった中から16編を選んでまとめたもので、カソリの『旅』の旅といったところです。

 バイク旅あり、列車旅あり、徒歩旅あり、温泉旅あり、1万円旅あり、旅の偉人を追った旅あり‥‥と、バラエティーに富んだものです。

 それら1編ごとの旅が自分にとってどのような意味を持っているのか、その旅が自分のその後の旅にどのような影響を与えたのか‥‥といったことを2000年の今のこの時点で振り返り、後日談として新たに書き込んでいます。

 どうぞ『旅の鉄人カソリの激走30年』(JTB)をご期待下さい。

テーマ : ツーリング    ジャンル : 車・バイク

13

Category: 復刻:賀曽利隆オンライン

Tags: ---

Comment: 0  

伝説の「賀曽利隆オンライン」(9)
(2000年5月10日号)
『世界を駆けるゾ!30代編』にひきつづいてのシリーズ第3弾、『40代編・上巻』の原稿を書き終え、編集の瀬戸雅彦さんに手渡してきました。

 本書はぼくが40歳になって早々におこなった「サハラ往復縦断」からはじまります。
 40歳というのはなんとも厚い壁で、ちょうどそのころを境に体力も気力もガクッと衰えてくるものです。

 そんな自分を叱咤激励し、
「ここでなんとか、踏ん張らなくては‥‥」
 という気持ちでチャレンジしたのが「サハラ往復縦断」でした。

 この「サハラ往復縦断」を成しとげたことによって、ぼくの40代が開けてきたように思います。そのあと「50㏄バイク日本一周」、「50㏄バイク世界一周」、「東京→サハリン」、「本州横断」、「インドシナ一周」とつづきます。

 6章仕立ての『世界を駆けるゾ!40代編・上巻』(フィールド出版)は6月中には出る予定です。20代編、30代編と同様、40代編もよろしくお願いします。


(2000年5月25日号)
 JTBから出る予定の『旅の鉄人カソリの激走30年』は今、大詰めの作業をしていますが、この本でひとつうれしいのは、お2人の若い編集者と一緒に仕事ができたということです。すごく能力のある人たちで、お2人の持つ若い感性におおいに刺激されたカソリなのです。

 本というと「賀曽利隆著」というように、書いた者の名前だけが大きく出てしまいますが、実際には書き手と編集者の2人3脚でできるもの。ところが編集者は徹底的に黒子を通すので、著者の名前だけが目立ってしまうのです。

 この本は、30年余りの間で月刊『旅』で書かせてもらった中から16編を選んで1冊にまとめたものですが、その第1章は「アフリカ一周」のうち、雨期の西アフリカ横断を書いたものです。

 当時の『旅』編集部の川田充さんは、ぼくの超悪筆の原稿を前に、東京・神田の喫茶店で半日近い時間をかけて赤(添削)を入れて下さったのです。あのときの川田さんの熱意は未だ忘れることはありませんが、そのあたりのいきさつも、第1章に書いています。

 みなさん、6月下旬発売の『旅の鉄人カソリの激走30年』(1500円)をどうぞご期待下さい。

テーマ : ツーリング    ジャンル : 車・バイク

20

Category: 復刻:賀曽利隆オンライン

Tags: ---

Comment: 0  

伝説の「賀曽利隆オンライン」(10)
(2010年6月10日)
 いよいよ梅雨の季節になりましたね。ぼくは雨に負けずにバイクで走っています。
 夏の「サハリン縦断」は大きな楽しみです。8月8日に稚内集合ですが、それに合わせ、8月1日に東京を出発し、「東京→青森」は日本海側をメインにした林道をつないで走り、「函館→稚内」は日本海の海沿いのルートで行こうと思っています。

「サハリン縦断」を終えると8月17日に稚内に戻ってきますが、そのあとはオホーツク海、太平洋沿いのルートで「稚内→函館」を走り、「青森→東京」は今度は太平洋側をメインにした林道を走りつないでいこうと思っています。

 東京着の予定を8月31日にしています。
 さー、走るゾー!


(2010年6月25日)
 毎日、うっとうしい梅雨空がつづいています。
『世界を駆けるゾ!40代編・上巻』(フィールド出版)と『旅の鉄人カソリの激走30年』(JTB)が出ました。

『世界を駆けるゾ!40代編・上巻』は『20代編』、『30代編』につづくもので、40代の前半編です。40歳のときの「サハラ往復縦断」から45歳の「インドシナ一周」までを書いてます。

 このあとの、10月には出る予定の『40代編・下巻』が40代の後半編になります。『旅の鉄人カソリの激走30年』は、この30年間に『旅』(JTB)で書かせてもらったなかから16編を選んで1冊にまとめたものです。

 目次にはたとえば「第3章 満天の星、露天風呂で乾杯! 東北横断ツーリング(40歳 1988年6月)」といったように、それぞれの章の旅をしたときのぼくの年齢が入っています。

 それを見てすぐわかることは、40代のときのものが大半を占めているということです。なんと16章中、12章が40代になります。

 あらためて思うことは40代というのは、じつにおもしろく旅ができる時期だということです。芭蕉が「奥の細道」に旅立ったのも46歳のときのこと。40代というのは、自分のことも、人のことも、よく見える時期だからなのだと思います。

 ということで『世界を駆けるゾ!40代編・上巻』(フィールド出版)と『旅の鉄人カソリの激走30年』(JTB)をどうぞお読み下さい。


(カソリ本の紹介)
1、『世界を駆けるゾ!40代編上巻』(フィールド出版)
『世界を駆けるゾ!』シリーズの第3弾目だ。40歳のときに旅立った「サハラ往復縦断」にはじまり、50㏄バイク「日本一周」&「世界一周」、「東京→サハリン」、「本州横断」、そして45歳のときの「インドシナ一周」の6章から成っている。カソリの40代前半戦だ。

2、『旅の鉄人カソリの激走30年』(JTB)
この30年間で、『旅』(JTB)で書いたもののなかから16編を選んで1冊にまとめたもの。バイク旅あり、列車旅あり、徒歩旅あり、1万円旅あり、温泉旅あり、旅の偉人の足跡を追った旅あり…。「カソリ旅」の真骨頂がここにある。

テーマ : ツーリング    ジャンル : 車・バイク