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カソリ、ドイツVSイングランドに痺れる。

■世紀の大誤審!

 今大会、屈指の好カード、ドイツ対イングランドの前半戦が終わりました。思ったとおりの手に汗を握るゲーム展開にワールドカップの醍醐味を実感しています。

 ドイツのたてつづけの2点先取に、もしや一方的な試合展開になるのかと思いはじめた頃、イングランドは1点を返し、その直後に同点ゴール。ところが完全なゴールにもかかわらず、主審、線審ともに見落とすという世紀の大誤審でイングランドの2点目は認められず、せっかくの好ゲームに水をさす結果となり、白けた空気で後半線を迎えることになりました。

 ドイツ対イングランドの因縁の対決、さー、どういう結末を迎えるのでしょうか。

■まさかの4対1…

 ドイツ対イングランドの試合終了。

 後半、ドイツが3点目を取ると、イングランドの緊張の糸がぷっつんと切れたかのように4点目を取られ、万事休す。ドイツの突破力のすごさ、若い力のすごさを見せつけられる結果となりました。ドイツの方が1枚も2枚も、チーム力が上回っていたという印象ですが、まさか4対1という大差がつくとは…。

 これがワールドカップで何度も優勝し、いつも上位に食い込んでいるドイツの伝統力、底力というものでしょうか。
 それにしてもイングランドにとっては、あの「世紀の大誤審」が悔やまれます。
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2010台湾一周(1)

 6月17日、成田空港。
 9時40分発のチャイナエアラインCL107便台北行きに乗り込んだ。
 成田を飛びたたってから3時間後、台湾が見えてきた。長年の夢だったバイクでの「台湾一周」がいよいよ始まるのだ。

「台湾一周」に初めて想いを馳せたのは、今から42年も前のことになる。
 1968年4月12日、「アフリカ大陸縦断」を目指して横浜港でオランダ船の「ルイス号」に乗り込み、南部アフリカ・モザンビークのロレンソマルケス(現マプト)港に向かった。友人の前野幹夫君と一緒だ。2台のオートバイ、スズキTC250も乗っている。カソリ、20歳の旅立ちだ。

 横浜港を出港した「ルイス号」の乗客は、約100人のブラジルに移民する台湾人と、日本で農業実習を受けて帰国する4人の日系ブラジル人、南米を一人旅しようとしている日本人青年が5人、それとアフリカ南部のモザンビークで下船するぼくたち2人だった。

 台湾人は誰もが感じがよかった。年配の人たちは、ほとんどの人たちが日本語を話し、若い世代の人たちの中にも、日本語を勉強している人が何人もいた。そんな台湾人の中でぼくは同世代の女性の素琴(スーチン)と仲良くなった。彼女は甲板で台湾の歌を聞かせてくれたが、澄んだ歌声と抑揚のあるもの悲しいリズムが胸にしみた。

 素琴は話も上手だ。
「さー、みんな、お話をそてあげるから来なさい」
 と声をかけると、何人もの子供たちが集まってくる。目を輝かせて素琴の話を聞く子供たちの姿が印象に残った。

「ルイス号」は横浜港を出たあと、名古屋港に寄港し、神戸港に入港した。神戸では日本に里帰りした5人の日系ブラジル人と、ボリビアに移民する約20人の沖縄人が乗り込んだ。当時の沖縄といえば、まだ日本に復帰する以前のことなので、とうとう日本人移民は1人も乗らなかった。

「ルイス号」はこの航海が最後になった。日本から南米への移民がほとんどなくなったからだ。すでに太平洋からパナマ運河経由の日本船の移民船もなくなっていた。「ルイス号」は日本から出た最後の南米移民船ということになる。

 1960年代の後半というのは、日本が高度経済成長の道をまっしぐらに突っ走り、まさに絶頂期にさしかかろうかという時代であった。

「ルイス号」は韓国の釜山港に寄港し、そこで100人ほどの韓国人移民が乗り込んだ。釜山港を出ると、香港、シンガポール、ポートセッテンハムと寄港し、インド洋を南下。モーリシャス島に寄港し、南回帰線を越えると、水平線上にマダガスカル島が霞んで見えてくる。ぼくたちの目的地のアフリカがもうすぐそこだ。

 モザンビークのロレンソマルケス港に着く前夜、大勢の人たちが甲板に集まり、ぼくと前野のために、お別れパーティーを開いてくれた。素琴は台湾の歌を歌ってくれる。なにかというと「コリアン・ナンバーワン(韓国は世界一!)」をくり返していた韓国人青年は、しんみりとした韓国の歌を歌ってくれた。歌の上手な前野はお礼だといって声をふりしぼり、暗い海に向かって歌った。いつになく寂しげな前野の歌声だった。

 沖縄の16歳の少女、幸枝ちゃんはぼくのほほにキスしてくれた。
「がんばってね。アフリカで病気になったり、怪我したりしないでね」
 と、目に涙をいっぱい浮かべて別れの言葉をかけてくれた。

 ぼくはこのとき、いたたまれないほどの別れの辛さを味わった。この1ヵ月以上の船旅で、家族同様に親しくなった多くの人たちとの別れ‥‥。それまでは人との別れが辛いものだとは、思ってもみなかったし、そのような別れを知らなかったこともある。

 横浜港を旅立つときも、家族や友人たちとの別れの辛さなどは微塵もなく、
「これで日本を飛び出していけるゾ!」
 と、雲の上をフワフワ歩くような気分だった。

 横浜港を出港してから37日目の5月18日、「ルイス号」はモザンビークのロレンソマルケス(現マプト)港に到着した。モザンビークは当時はポルトガル領で、ポルトガル人のイミグレーションの係官が乗船し、入国手続きは船内でおこなわれた。モザンビークへの入国手続きは簡単に終わり、ぼくたちはあっけないくらいにアフリカの大地に降り立った。バイクの通関には日数がかかるといわれ、「ルイス号」の出港の日までそのまま船内で宿泊させてもらい、1日3度の食事も船内の食堂で食べさせてもらった。

 5月21日、「ルイス号」のみなさんとのほんとうの別れとなった。日が落ち、暗くなったところでぼくたちは下船する。午後8時、「ルイス号」は2度、3度と汽笛を鳴らし岸壁を離れていく。甲板ではみんなが懐中電灯を振ってくれている。ぼくたちは声のつづくかぎり叫びつづけた。
「さよーならー、さよーならー!」

「ルイス号」は暗い海に出ていく。懐中電灯のいくつもの明かりがだんだん小さく、遠くなっていく。やがて「ルイス号」はポツンとした点のような明かりになり、暗い波間の向こうに消えていった。

 このときぼくは決心したのだ。
「アフリカ大陸縦断」を終えたら、「南米を一周しよう!」、と。
 さらに、「台湾も韓国も一周しよう!」、と。

「南米一周」を成しとげたのはそれから16年後の1984年。
「韓国一周」はそれから31年後の2000年。
 そしてついに42年後の2010年、「台湾一周」を実現させるのだ。

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台湾の山々が見えてきた!

テーマ : ツーリング
ジャンル : 車・バイク

四国八十八ヵ所めぐり(102)

2009年4月30日(小豆島・その5)

 1番から10番までまわった「小豆島八十八ヵ所」だが、それでわかったことは88番の札所には寺と庵、山岳霊場の3種があるということだ。

「マルキン醤油記念館」の見学を終えると、第11番の観音堂へ。ここは山門から本堂まで屋根でつながっている。その回廊にはさまざまな願い事が書きこまれていた。

 つづいて第12番の岡ノ坊から第13番の栄光寺へ。ここは大きな寺。山門をくぐり本堂を参拝。境内には大蘇鉄があり、サツキが満開。そのほか桜や梅、小豆島らしいオリーブの木もあった。

 第14番は飛んで第15番の大師堂を参拝し、安田の食堂「すえ広うどん」で昼食。「うどん定食」(480円)を食べた。

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第11番の観音堂に到着

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観音堂

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観音堂の願い事

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第12番の岡ノ坊

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第13番の栄光寺へ

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栄光寺の山門

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栄光寺の本堂

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栄光寺の大蘇鉄

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栄光寺のサツキが満開

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第15番の大師堂

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「すえ広うどん」

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昼食の「うどん定食」

テーマ : ツーリング
ジャンル : 車・バイク

カソリW杯2010を語る:さすが南米!

いよいよ決勝トーナメントがはじまりましたねえ。
その第1戦は韓国対ウルグアイ。

韓国は後半、追いついたのですが、
スアレスのこの日、2ゴール目で惜敗。
さすが個人技の南米。
ウルグアイが2対1で勝ちました。

不振のヨーロッパ勢に対して南米勢は5ヵ国、全部が決勝トーナメントに進出。
まずはウルグアイがベスト8に入りました。

韓国対ウルグアイは「日本対パラグアイ」の模擬戦といった気分で見てたのですが、さすが南米といったところで、南米勢は強いですね。

ところでテレビ中継の解説者のうるさいこと…。
途中からは無音で見てましたよ。

===
管理人より:
民放の、とくに日本代表がらみの中継は本当にひどいですよね。
ワタクシも最近まで、無音かギリギリの音量にして見てました。

しかし今回はスカパー導入。
静かで落ち着いてるし、細かいし、ホント、いいです(全部ではないですが)。
カソリさんもスカパーをいまさら導入しては??

===
カソリ追伸:
韓国対ウルグアイ戦を見たあと、そのままアメリカ対ガーナ戦を見たので、もう朦朧状態。
Wカップはやっぱり決勝トーナメントって感じですよね。

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カソリから試合後メール届きました:本田、すごいぞ!

 日本、やりましたねえ!
 それにしても本田はすごい。あの無回転の魔球でキーパーを翻弄。今大会でも一番といっていいくらいのすばらしい得点でした。

 2点目も、本田が蹴ると思わせておいて、デンマークを撹乱しての遠藤の一発。見事なトリック。3点目も、本田が切り返し、ディフェンスを抜き去ってのパス。岡崎もよくぞ、あのポジションにいましたよね。

 デンマークを相手にまさかの3対1。その3点、すべてに本田がからんでいました。

 これで決勝トーナメントはおお盛上がりですね。ガンバレ、日本!!!

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カソリから試合前メール届きました:さー、デンマーク戦!

「台湾一周」から帰ってきました。

 オランダ戦は台湾南部、台南のホテルで見たのですが、テレビのチャンネルは全部で125もあるのです。その中から探すのは大変でしたが、ついに見つけ出し、後半線を見ることができました。日本は善戦しましたよねえ。後半ロスタイムの岡崎のシュートはおしかった…。

 今日はこのあとデンマーク戦です。時間は今、午前1時。あと2時間30分後にキックオフ。このまま起きているべきか、それとも2時間30分寝て、3時30分に起きるべきか、難しい判断を迫られています。

 まあ、そんなことはどうでもいいことで、「ガンバレ、日本!!!」。

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四国八十八ヵ所めぐり(101)

2009年4月30日(小豆島・その4)

「小豆島八十八ヵ所」の1番から6番までをまわり、坂手に戻ってきた。
 つづいて7番から15番までの札所をめぐる。それら札所も坂手の周辺にある。

 第7番は向庵。地域の集会場風の庵。第8番の常光寺は大きな寺で、早咲の常皇寺桜で知られている。行基菩薩の開基。本尊の薬師如来像も行基菩薩の彫り刻んだものだという。

 第9番の庚申堂はちょっとみつけにく場所にあるが、石段を登ると1番、2番の札所のある山並みを目の前に眺める。お堂の屋根が崩れかかっていた。

 第10番は西照庵。すぐ近くには丸金醤油がある。西照庵の参拝を終えると、丸金醤油資料館の「マルキン醤油記念館」を見学した。

 小豆島は日本有数の醤油の産地。マルキンは関東のキッコーマン、ヤマサ、ヒゲタ、関西のヒガシマルとともに日本の五大醤油メーカーに数えられている。ここでは醤油の製造工程がたんねんに展示・説明されているので、「醤油」がじつによくわかる。ビデオでの醤油の歴史も興味深いものだった。

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第8番の常光寺へ

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常光寺の山門

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常光寺の本堂

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庚申堂からの眺め

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庚申堂の屋根瓦は崩れ落ちそう…

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第10番の西照庵

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マルキン醤油

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四国八十八ヵ所めぐり(100)

2009年4月30日(小豆島・その3)
 坂手から南へ。壺井栄の「二十四の瞳」で知られる田ノ浦の岬に向かっていく。その入口には第4番の古江庵。目の前には波静かな海が広がっている。本堂の周りには西国三十三ヵ所の観音像が並んでいる。

 第5番は堀越の集落にある堀越庵。アドレスを停めてプラプラ歩いた堀越の集落が印象深い。

 第6番の田ノ浦庵は壺井栄の『二十四の瞳』の舞台となった田ノ浦にある。田ノ浦庵を参拝したあと、「岬の分教場」を見学。まるでタイムスリップしたかのようで、かつての時代をしのばせる。さらに『二十四の瞳』を映画化したときのセットとして使われた「二十四の瞳映画村」を歩いた。

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第4番・古江庵に到着

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古江庵

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古江庵前の海

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第5番・堀越庵への案内

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堀越の集落を歩く

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堀越庵

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第6番・田ノ浦庵

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岬の分教場

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田ノ浦漁港

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二十四の瞳映画村

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四国八十八ヵ所めぐり(99)

2009年4月30日(小豆島・その2)

 小豆島の土庄港から国道436号経由で島の東南部の坂手へ。坂手港でアドレスを止めた。ここから小豆島八十八ヵ所めぐりがはじまる。

 まずは第1番の洞雲山に登っていく。小豆島八十八ヵ所には山岳霊場が10ヵ所以上あるが、洞雲山もそのひとつ。そそりたつ絶壁を背にして大師堂と本堂がまつられている。洞窟内の八角堂には毘沙門天がまつられている。

 つづいて第2番の碁石山へ。駐車場から石の鳥居をくぐり、巨大な弘法大師像を見、岩屋の中の本堂を参拝。ここには神秘的な空気が漂っている。

 第3番の観音寺は坂手港の近くにある。この寺は弘法大師によって開かれ、本尊の十一面観音も弘法大師によって彫り刻まれたという。そこから再び山上へ。奥の院の隼山へと登った。

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坂手港

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第1番・洞雲山 鐘

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洞雲山 大師堂

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洞雲山 山上の境内

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洞雲山 山上の本堂

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第2番・碁石山 山上の駐車場

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碁石山 巨大な大師像

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碁石山 石の鳥居をくぐっていく

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碁石山 参道からの眺め
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碁石山 本堂への入口

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第3番・観音寺 本堂

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観音寺 大師堂

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観音寺 境内の大蘇鉄

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観音寺 坂手の町を見下ろす

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観音寺 門前では甘夏を売っている

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観音寺 奥の院へ

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観音寺 奥の院

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四国八十八ヵ所めぐり(98)

2009年4月30日(小豆島・その1)

 早朝の高松を出発し、高松駅前から小豆島行きのフェリー乗場へ。小豆島急行フェリーの7時20分発土庄港行きに乗船。スズキ・アドレスV125Gを乗せると、甲板に登り、離れゆく高松の町並みを眺める。目に残る光景だ。

 大小の船が多数行き来する瀬戸内海を横切り、土庄港へ。小豆島の島影が大きくなり、8時20分、土庄港に到着。1時間の楽しい船旅。料金は人が670円、バイクが700円だった。

 さあ、小豆島八十八ヵ所めぐりの開始だ。
 土庄には「小豆島霊場総本院」がある。まずはそこを参拝し、『小豆島八十八ヵ所ガイド』を買い求め、第1番札所のある坂手に向かった。

 小豆島は瀬戸内海では淡路島に次ぐ第2の大島。この島の八十八ヵ所めぐりは四国八十八ヵ所めぐりに次ぐほどのもので巡礼者の姿も多く見かける。

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早朝の高松を出発

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小豆島急行フェリーで小豆島へ

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フェリーの車両甲板

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離れゆく高松

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小豆島が近づいてくる

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土庄港に到着

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土庄港に上陸!

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海道をゆく(20)「能登半島編」ガイド

(『ツーリングGO!GO!』2005年8月号 所収)

1、金沢城
 すっかり新しくなった金沢駅前をスタートし、まずは「加賀百万石」の城下町、金沢のシンボルの金沢城へ。石川門をくぐり、金沢城公園を歩いた。藩祖、前田利家の銅像ともご対面。「いやー、いやー、利家さん!」とあいさつをかわした。「加賀百万石」と言われたように、加賀藩は幕府を除けば、最大の石高を有する大藩だった。第2位は73万石の薩摩藩、第3位は62万石の尾張藩なので、加賀藩の石高がいかにすごかったかがよくわかる。金沢城は犀川、浅野川の2つの川にはさまれた小立野台の先端にある。2つの川が天然の堀の役目をはたす要害の地だ。

2、金石(かないわ)
 金沢の中心街、武蔵辻から県道17号で犀川河口の町、金石へ。ここは江戸時代には金沢の外港として繁栄した。当時は宮の腰と呼ばれていた。北国街道の武蔵辻から宮の腰に通じる「宮の腰往還」は加賀の重要な街道だった。宮の腰は江戸時代の豪商、銭屋五兵衛、通称「銭五」の本拠地だった。「銭五」の最盛期には松前、箱館、青森、弘前、江戸、大坂、兵庫、長崎に支店があった。幕府の目をかすめてロシア船やアメリカ船と密貿易もしたという。金石の県道8号沿いには、そんな銭屋五兵衛の資料を展示している「銭屋五兵衛記念館」がある。
(データ)「銭屋五兵衛記念館」 電話076-267-7744 入館料500円 9時~17時 火曜休み

3、なぎさドライブウエイ
 千里浜(ちりはま)の波打ち際を走る「なぎさドライブウエイ」は、ロードバイクでもまったく問題なく走れた。爽快度満点。固く締まった砂浜が延々と続く。大型観光バスやトラックまで走っているのは驚きのシーン。有料の能登道路の今浜ICから千里浜ICまでの7キロ間が走行可能区間だ。今浜IC近くの海岸には何軒かの屋台が並んでいる。そのうちの1軒で「焼きはまぐり」と「サザエの壺焼き」を食べたが、目の前の砂浜を行き来する車やバイクを眺めながら食べる気分は最高だ。前方には滝漁港の岬がひときわ目立って見える。

4、気多大社
 能登の一の宮の気多大社は、滝漁港近くのR249からわずかに山側に入ったところにある。祭神は「大己貴命(おおなむちのみこと)」。出雲神話で知られる「大国主命(おおくにぬしのみこと)」のことだ。神社の裏手は「入らずの森」と呼ばれる原生林。シイやタブ、ツバキなどの照葉樹林がうっそうとおい茂っている。この気多大社の社叢は北陸地方では第一の自然林で、太古からの姿を今にとどめている。毎年12月16日におこなわれる「鵜祭り」は有名だ。七尾市の鵜ノ浦断崖で鵜を捕らえるところから始まるこの神事は、大国主命を迎えた時以来、連綿と続いているという。

5、福浦港
 三方を丘陵で囲まれた福浦は天然の良港。北陸一の避難港として昔からにぎわった。港を見下ろす高台には「福浦よいとこ入船出船 波に黄金の花が咲く」と、福浦の繁栄を歌った歌碑が建っている。奈良時代の宝亀3年(772年)に渤海国の使者、壱万福らの乗った船がこの港に漂着して以来、120年間、福浦港は渤海使節の船の着く港だった。大陸にも近い福浦港は当時の日本の表玄関だった。ここには(現存するものとしては)日本で一番古い木造灯台(明治9年に建造)が残されている。慶長年間には地元の住人、日野長兵衛が篝火(かがりび)を焚いたという。江戸時代の元禄年間には灯明堂が建てられ、日野家が代々、灯明役として灯台を守ったという。

6、能登金剛
 福浦港から関野鼻までの風光明媚な33キロの海岸線は「能登金剛」といわれている。その間には海食洞の「巌門(がんもん)」や能登二見といわれる夫婦岩の「機具岩」、断崖がスパッと割れて奥深くまで入り込んだ「義経の舟隠し」、能登金剛では一番スリリングな断崖絶壁の「ヤセの断崖」などの名所がある。関野鼻は能登金剛一の観光地で、遊歩道を下った関野鼻洞窟内にはなまめかしい裸弁天がまつられている。「関野鼻パークハウス」内のレストランでは「いしる貝焼き定食」(1500円)を食べた。能登半島独特の魚醤油のいしるを使った貝焼きでホタテやカニ、野菜類が入っている。とくにいしるのしみ込んだナスなどの野菜類がうまい。

7、猿山岬
「天領北前船資料館」のある黒島でR249と分かれ、さらに海沿いのルートを行くと、深見漁港で道は尽きる。その先は人を寄せつけない大断崖がそそり立っている。深見から舗装林道経由で能登半島西北端の猿山岬へ。駐車場にバイクを止め、遊歩道を歩く。まずは娑婆捨(しゃばすて)峠へ。水平線上にはかすかに日本海の孤島の舳倉島が見えている。そこからは断崖上の小道を歩く。駐車場から徒歩15分で猿山岬に到着。断崖上には猿山灯台が建っている。岬周辺には雪割草の群生地。猿山岬から皆月湾の皆月に下っていくが、深見から皆月にかけての一帯はまさに能登半島の秘境だ。

8、大沢の間垣
 間垣というのは高さ5メートルほどの竹を隙間なく並べ立てた垣根で、日本海を渡って吹いてくる冬の強烈な季節風から家々を守るもの。西保海岸の大沢の間垣は見事なものだった。冬の厳しさが想像できたし、この間垣を維持するために、どんなに大変な思いをしていることか…。冬の大沢をものすごく見たくなった。

9、輪島
 輪島では輪島温泉の国民宿舎「輪島荘」に泊まった。海岸を見下ろす高台上にある人気の国民宿舎だ。さすが漆器の町、輪島だけあって、夕食には輪島塗りの見事な蒔絵の漆器が使われた。なんともリッチな気分の夕食になった。翌朝は国民宿舎に近い鴨ヶ浦海岸の遊歩道を歩いてから輪島の町に入った。漁船で埋めつくされた輪島漁港の一角から舳倉島への船(1日1往復)が出ている。「う~ん、舳倉島に渡ってみたい…」。そして250店以上の露店が並ぶ朝市を歩いた。歩きながらいしる焼きの「鯛ちくわ」(1本200円)を食べた。ここは「日本三大朝市」のひとつ。輪島は魅力度満点だ。

10、白米(しらよね)の千枚田
 輪島から曽々木海岸に向かう途中のR249沿いにある。山の斜面には全部で1004枚の棚田。それが日本海へと落ちている。国道わきの「千枚田ポケットパーク」からはこの風景を一望できる。どれもがチマチマした田で、1枚の田は平均2坪(約6・6平方メートル)にも満たない。米作りに執念を燃やし、懸命になって生きてきた日本人の姿、日本の歴史というものを白米の千枚田は見事に描き出している。おすすめは夕日を浴びた千枚田。とにかくきれい。日本海と1000余枚の田がまぶしいくらいにキラキラ光り輝くのだ。

11、曽々木海岸
 曽々木海岸のシンボルはR249のすぐわきにある窓岩。海岸の岩の真ん中に直径2メートルほどの穴があいている。長年に渡る風や波でできたものだ。「能登の親不知」といわれるほどの曽々木海岸のすごさは、R249で曽々木トンネルを走り抜けてしまったらわからない。トンネルの入口にバイクを止めるスペースがあるが、そこから歩いて岩肌むき出しの遊歩道のトンネルを抜け出てみよう。見上げるような断崖がストンと海に落ちている。すごい光景だ。400メートルほどの遊歩道を歩いたところには高さ15メートルの垂水(たるみ)の滝が海へと流れ落ちている。

12、禄剛崎
 能登半島東北端の禄剛崎は大きな分かれ目。ここで外海(日本海)に面した外浦海岸と内海(富山湾)に面した内浦海岸に分かれる。まさに「能登」を2分するポイントだ。切り立った岬先端の断崖上に立つと、目の前には大海原が広がっている。ここからは海から昇る朝日と海に沈み夕日を見られる。崖下の千畳敷と呼ばれる岩礁には荒波が打ちつけ、白く砕け散っていた。禄剛崎は古来より、日本海航路の重要地点とされてきた。このあたりの地名が狼煙(のろし)であることからもわかるように、海岸防備の拠点で、奈良時代にはすでに狼煙台が置かれていたという。

13、見付島
 岸辺に浮かぶ軍艦のような島なので「軍艦島」ともいわれる。その昔、弘法大師が佐渡から能登へ渡ったとき、真っ先に見つけた島なので「見付島」の名がついたという。どこからでも目につく島で、内浦海岸の絶好の目印になっている。

14、穴水の弁天島
 海沿いを走る県道34号から歩いて渡れる島。弁天と恵比寿がまつられている。祠の前には「魚霊塔」。ここからは能登島がよく見える。内浦海岸にはこのほか蛸島、恋路海岸など、全部で5ヵ所に「弁天島」がある。全国的にみても、「弁天島」は一番、多い島名。そのほとんどが漁港周辺にある小島だ。

15、能登島
 七尾湾に浮かぶ大きな島。能登島大橋とツインブリッジのとの2本の橋で島に渡れる。島一周は約40キロ。能登島を境に七尾湾は七尾北湾、七尾西湾、七尾南湾と、3つの海に分けられる。島の南側にはひょっこり温泉「島の湯」(入浴料450円)。大露天風呂からは対岸の七尾の町並みを望む。

テーマ : 国内旅行記
ジャンル : 旅行

カソリ&管理人、カメルーン戦を語る!

■カソリ
やったー、やったー、やったー!!!
1対0、
期待していなかった分、
よけいにうれしいですよ。

それにしても本田はよく決めた。
松井もよかった。
中沢、闘莉王のディフェンスがすごくきいていた。

予定を一日早めて帰ってきたかいがあるというものです。
次ぎのオランダ戦は「台湾一周」の最中。
うまく見れるといいのですが…。


■管理人
やりましたね。
あそこまでハマるとは。

最後はハラハラでしたが!


■カソリ
この勢いでオランダ戦に勝つことを
ほんと、願ってますよ。
岡田ジャパン、息を吹き返しましたね。


■管理人
引き分け狙いでしょうね。
現実的には。
楽しめる週末になりそう。


■カソリ
引き分けに持ち込めたら、もう最高。
そしたらデンマークには勝てますよ。
2勝1分で1次リーグ突破。
そうなったら上出来ですね。

===

管理人追記:
実はカメルーンにボロ負けしたら、当サイトのデザインをしれっと野球に変更しようと思ってました(笑)。
あと2試合、大和魂を魅せてくれ!

テーマ : つぶやいてみる
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四国八十八ヵ所めぐり(97)

 第81番白峯寺、第82番根香寺の2寺がある五色台から高松の市街地に下り、第83番一宮寺の参拝を速攻で終え、高松に戻った。

 さー、最後の行程だ。第88番まで行けるかどうか…。
 高松駅前を出発し、国道11号を行く。

 第84番屋島寺、第85番八栗寺、第86番志度寺とめぐり、第87番の長尾寺に着いたのは19時。すでに日は沈んでいた。日没までと決めていたので、「四国八十八ヵ所めぐり」のエキストラ編は長尾寺をもって最後とした。エキストラ編で第88番の大窪寺まで行けなかったのはちょっと残念だが、暮れなずむ長尾寺の本堂の前で、思いっきり「万歳!」をした。

 長尾から志度に戻り、国道11号で高松へ。
 高松の「ガスト」で夕食。「チキン南蛮サラダうどん」を食べ、「東横イン高松・中新町」に泊った。
 高松からは小豆島に渡り、さらに「小豆島八十八ヵ所」をめぐるのだ。カソリの巡礼旅はまだまだつづく。

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第83番一宮寺の本堂

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第84番屋島寺の山門

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屋島寺の本堂前で

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屋島から壇ノ浦を見下ろす

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第85番八栗寺入口の鳥居

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八栗寺の本堂前で

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志度寺の山門

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志度寺の本堂前で

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第87番長尾寺の本堂前で万歳!

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高松の「ガスト」で夕食

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ジャンル : 車・バイク

四国八十八ヵ所めぐり(96)

2009年4月28日(多度津→高松・その3)

 スズキの125㏄スクーター、アドレスV125Gは「通勤特急」でよく知られているが、それを「巡礼特急」に変身させて、第78番の郷照寺、第79番の天皇寺、第80番の国分寺と札所をめぐる。アドレスだからこそできる早業だ。

 そして五色台に掛け登り、第81番の白峯寺、第82番の根香寺とまわる。すでに勝手知ったる札所なのでよけいに早い。カソリ、疾風のごとく札所を駆けめぐっていく。

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第77番道隆寺の山門

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道隆寺の本堂前で

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第78番の郷照寺を参拝

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第79番天皇寺入口の鳥居

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第80番国分寺の境内を歩く

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国分寺境内の弁天像

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第81番の白峯寺を参拝

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白峯寺でひと休み

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第82番根香寺の山門

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根香寺の怪物「牛鬼」像

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根香寺の本堂前で

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四国八十八ヵ所めぐり(95)

2009年4月28日(多度津→高松・その2)

 第74番の甲山寺を参拝し、善通寺の町中に入へ。そして第75番の善通寺を参拝した。

 今回は山号の「五岳山」の額がかかる大門から東院に入り、大楠、五重塔、金堂(本堂)とまわったあと、奉納された五百羅漢像をひとつづつ見てまわった。そのあと御影堂(大師堂)のある西院をまわった。あらためて善通寺の大伽藍には目を奪われてしまう。

 つづいて第76番の金倉寺を参拝し、11時、多度津駅前に戻ってきた。
 多度津駅前を出発してから40キロ。

 少し早かったが、多度津駅前の食堂で昼食にした。「うどん定食」(550円)を食べたのだが、本場讃岐うどんのうまさもさることながら、定食で出たちらしずし、天ぷら、冷奴がこれまたうまかった。これで550円は安い!

 店のおばちゃんは「おまけよ」といってコロッケをひとつ、天ぷらの皿にのせてくれた。そんなおばちゃんの笑顔が忘れられない。

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第74番の甲山寺に到着

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甲山寺を参拝

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善通寺の中心街

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善通寺から見る讃岐富士

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第75番の善通寺に入っていく

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善通寺で記念撮影

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善通寺での読経

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善通寺境内の五百羅漢像

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第76番の金倉寺を参拝

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多度津駅前の食堂

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昼食の「うどん定食」

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