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世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。 20歳でのアフリカ一周から、60歳還暦での「300日3000湯」ツアーまで、そしてその先へ・・・。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。


著者・管理人

Author: 賀曽利隆
Twitter:@kasori3000
Administrator:ウザワ・K

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Category: 管理人より

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カソリ打ち合わせ@新宿
管理人でございます。
本日昼に、カソリ氏と今後のブログ運営等について打ち合わせをしてきました。

その結果:
(1)過去ログの一部について、有料課金記事に移行する。
具体的には、まず「チベット横断」を少額課金コンテンツにする。
⇒まだ読みきっていない方は「カテゴリ」から今のうちに読んでおくといいかも。
地図をつける、写真を編集しなおすなどの付加価値をつける予定。

(2)「電子書籍版・賀曽利隆著作全集」を企画。「アフリカよ」から順次。
OCRのテキスト化が必要。誰がやるんだ? というのがやっぱり問題。
まぁ、まずは「アフリカよ」2011年完全版から。

(3)急な話だが"賀曽利隆ON THE ROAD"オリジナル特別企画として、カソリに今冬の18きっぷ旅行に出ていただき、それをリアルタイムか、なるたけリアルタイム状態でブログ展開。
費用を公開、課金コンテンツとしてそれに充当する。

でも初期費用がかかるんですよね・・・。
このブログのバックに大旦那がいれば協力を仰げるんですが、ワタクシでは役不足・・・。
とはいえここ2~3日中に企画案だけは立ててみたいと思います。

FC2ブログの決済手数料は30%なので、1000円のお代を頂くとしたら(ちょっと高いか、でも計算がラクだからこれで書きますね)700円がブログ運営側に。30人購読者がいたら21000円か・・・。18きっぷ代は出るけどホテル・食事代が出ないな・・・。
しかも、それはペイパルに振り出すときに1000円とか取られ、さらに数%のペイパル手数料を取られ・・・とどんどんやせ細っていくのです。
(それを日本の銀行に振り込んで現金化したら最終的にいくらになるのかは、怖くて詳細をまだ見ておりませぬ・・・。)

ボランティアベースのブログでもカソリ氏にマイナスさせるのは許されないし(すでに労力・時間でこれまでも膨大なマイナスですしね)、かといって現状でなかなか突破口もない。
このブログを開始した当初(すでに約3年も前なんだ・・・遠い目)は、もっとウェブ広告費が入ると思っていたんですが。甘かった。

ま、あんまりくだらないことを考えると何も先に進まないので、この不況下(いや恐慌下かな)ですが、少しでも世界が愉しいものになるよう、カソリ&管理人ともども努めたいと思いますので、引き続きご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。

(3)については、これから企画を練るぜ~~~~!
やっぱタイムリーなのは青森だよね(詳細はまだヒミツ!)。


以上、「将来富豪になるらしい」管理人からでした。・・・シュワッ!

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テーマ : 管理人からのお知らせ    ジャンル : その他

30

Category: カソリの島旅

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カソリの島旅(80)弓削島(愛媛)
(『ジパングツーリング』2002年5月号 所収)

 愛媛県の生名島から、いったん広島県の因島に戻り、愛媛県の弓削島に渡る。
 因島の長崎港から弓削島の明神港までは人&バイクで550円。生名島への150円と比べると、3・6倍の料金になるが、所要時間は20分で生名島への5分と比べると、4倍になる。それを考えると、やはり安い料金だ。

 明神港を出発点にして弓削島を一周。生名島と同じように、時計回りで弓削島を一周する。因島との間の海には無数の漁船。タイ釣り船だという。

 島の北端では、道を間違え、ミカン園の中に迷い込んでしまった。
 ワンちゃん連れでミカンを収穫していた夫婦は、いきなりバイクでやってきたよそ者を見て、きっとびっくりしたことだろう。そんな夫婦に道を尋ねただけなのに、摘み取ったばかりのミカンをビニール袋いっぱいに入れてぼくに持たせてくれた。

 ご主人は10月に、四国八十八ヵ所めぐりをしてきたという。
「あちこちでお接待を受けましてね。これは接待返しですよ」
 と笑っていう。
 ありがたくいただき、さっそく食べたが、なんとも甘いミカンだった。

 弓削島の東側は急崖で人家もほとんどなくなる。弓削町の豊島と魚島村の高井神島、魚島を遠くに見る。このうち魚島村の高井神島と魚島の両島は、瀬戸内海の秘島だ。

 最後に弓削大橋で佐島に渡る。佐島を含めての「弓削島一周」は25キロ。
 弓削島をあとにすると、因島からは再度、尾道に戻った。尾道は瀬戸内海の一大拠点になっている。

テーマ : 国内旅行記    ジャンル : 旅行

29

Category: 台湾一周2010

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2010台湾一周(20)台南→墾丁(その5)
6月20日(日)晴

 台湾第2の都市、高雄の中心街に入っていく。アドレスも誇らしげな顔をしている。
「高雄」というと、かつての有村ラインの大型フェリー「飛龍」を思い出す。名古屋、大阪から那覇、石垣を経由して台湾まで行っていたが、その終点が高雄だった。

 2000年の「韓国一周」を皮切りに、「さー、これからは日本の近隣諸国をまわろう!」と熱い気持ちにかられた。そのとき台湾をバイクで一周したくて、何度かトライしたが、結局実現できなかった。日本から台湾にバイクを持ち込むのは難しかったのだ。

 今、こうしてアドレスで高雄を走っていると、
「やったねー!」
 という気分になる。
 10年ぶりで、夢を実現させたような気分になる。

 高雄のレストランで昼食。台鈴のみなさんと一緒に食べる。全部で9品!
「食は台湾にあり!」
 我々は9品の台湾料理をあっといまにたいらげた。

 大変なご馳走の昼食を食べ終わると、高雄の中心街にある台鈴のショールームへ。
「台鈴機車」と大きく書かれている。
 台湾では「機車」といえばバイクのこと。車は「汽車」で、列車は「火車」になる。

 ショールームでは台鈴の主力車種のNEXがスポットライトを浴びて展示されている。
 広いショールーム内には新車がズラリと並んでいる。
 ここでは美人コンパニオンに台湾フルーツの蓮霧(レンブー)を出してもらった。それと冷えたパイナップル。それらは昼食後のちょうどいいデザートになった。
「ご馳走さま!」

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高雄での昼食。全部で9品!

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台鈴のショールームに到着

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ショールームで展示されているNEX

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ショールームにズラリと並ぶ新車

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レンブー

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パイナップル

テーマ : 国内旅行記    ジャンル : 旅行

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Category: カソリの島旅

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カソリの島旅(79)生名島(愛媛)
(『ジパングツーリング』2002年5月号 所収)

 尾道駅前の「尾道第一ホテル」で朝食を食べ、7時30分に出発。尾道大橋で向島に渡り、さらに因島大橋で因島へ。

 広島県の向島と因島は「本州西部編」ですでに紹介したが、因島の土生(はぶ)港まで行き、そこから対岸の愛媛県側の島々に渡った。

 土生港に隣合った長崎港からは生名島に1日49便、弓削島には1日28便といった具合で頻繁にフェリーが出ている。そのほか土生港からの便もある。

 芸予諸島とはよくいったもので、島々はまさに安芸(広島県)と伊予(愛媛県)にまたがっている。そのような無数の島々の間には芸予の国境、広島愛媛の県境などは無いにも等しいようなものだ。

 まずは目の前に見えている生名島に渡る。
 フェリー代はSMXと合わせて150円という安さ。長崎港から対岸の立石港まではわずか5分でしかない。

 立石港を出発点にし、時計回りで生名島を一周する。
 対岸には因島の造船所が見える。弓削島もすぐそこだ。弓削島と橋でつながっている佐島も手の届きそうな距離にある。

 すごい光景だ。
 これが瀬戸内海!
 これほど島々が密集している地域はほかにない。

 生名島の南端を過ぎると赤穂根島、岩城島と見る。
 岩城島最高峰の、とがった三角形の積善山(370m)がきわだった目立ち方をしている。こうして生名島を一周し、立石港に戻った。「生名島一周」は8キロだった。

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25

Category: カソリの島旅

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カソリの島旅(78)丸亀→尾道
(『ジパングツーリング』2002年5月号 所収)

 12時40分発のフェリーで広島から丸亀港へ。
 丸亀からは海沿いの県道21号を西へと走る。
 隣町、多度津町の多度津港には塩飽諸島の高見島、佐柳島に行く三洋汽船のフェリー「新なぎさ」が停泊していた。残念ながらこの2島は諦める。

 その隣、三野町の海岸には津島橋でつながった津島がある。周囲150メートルほどの小島。そこに津島神社の本殿がある。

 対岸の四国本土側には立派な遙拝殿と石の鳥居がある。ふだんは立ち入り禁止の津島なのだが、毎年8月4日、5日の津島神社の大祭のときに限って島に渡れる。そのときは大勢の参拝者が津島橋を渡っていくという。

 詫間から荘内半島に入っていく。半島の東海岸からは間近に塩飽諸島の島々を眺める。 荘内半島の西海岸になると、島影はぐっと遠くなり、青く霞んで広島県側の島々がポツン、ポツンと見える程度。香川県の観音寺市に属する伊吹島も見える。

 香川県から愛媛県に入る。新居浜沖の大島を見、今治へ。
 今治到着は18時。食堂「るーじゅ」でラーメンライス(650円)を食べ、今治駅前に立ち、「しまなみ海道」で尾道に向かう。

 来島海峡大橋(200円)、伯方・大島大橋(50円)、大三島橋(50円)、多々羅大橋(100円)、生口橋(50円)、因島大橋(50円)、尾道大橋(50円)と7本の橋を渡って21時20分、尾道に到着。「今治→尾道」の80キロを2時間50分で走った。
 その夜は尾道駅近くの「尾道第一ホテル」に泊まった。

テーマ : 国内旅行記    ジャンル : 旅行

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Category: 台湾一周2010

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2010台湾一周(19)台南→墾丁(その4)
6月20日(日)晴

 台南から高雄へ。その間は50キロほど。人口200万の高雄は台湾第2の都市だ。
 高雄の市街地に入ると、まずは郊外の蓮池タンに行く。蓮の花が咲く淡水湖ということだが、蓮も蓮の花も見えなかった。

 湖畔には高雄のシンボルの極彩色の2つの塔、龍虎塔が建ち、それぞれの塔の入口には龍虎が口をあけている。
 龍の口から入り、虎の口から出ると、普段の悪行の数々が帳消しになるという。

 ここには大勢の観光客が来ていたが、みなさん全員例外なしに、龍の口→虎の口という順番にまわっていた。
 台湾人は十二支の中で、「龍は最高、虎は最悪」という観念があるようだ。
 龍虎の塔のあとは湖畔の慈サイ宮を参拝した。ここも極彩色の廟だ。

 蓮池タンから高雄の中心街へ。
「鉄人カソリ歓迎!」の横断幕を掲げたスズキの販売店に立ち寄る。そこでは50人以上ものみなさんに出迎えられた。今までもそうだったが、高雄でも大半は若いライダーたちだった。

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高雄に到着

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台鈴スズキのNEX

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広々とした蓮池タン

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蓮池タンの龍虎の塔

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龍虎の口をくぐり抜けていく


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慈サイ宮を参拝

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台鈴の林さんと台南から一緒にやってきた若きライダーたち

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高雄のスズキの販売店

テーマ : ツーリング    ジャンル : 車・バイク

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Category: カソリの島旅

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カソリの島旅(77)広島(香川)
(『ジパングツーリング』2002年5月号 所収)

 本島港8時20分発のフェリーに乗り、丸亀港で下船するときのことだ。おばあちゃんに声をかけられた。
「兄さん、どこをまわっているの?」
「今、島をめぐりながら日本一周してるんですよ」
「大変だねー!」
「いやー、好きなことですから…」
 といった会話をかわした。

 そのおばあちゃんはなんと、
「これ、使いなさい」
 といってぼくにお札を1枚、手渡そうとするのだ。それも5000円札ではないか。

「お気持ちだけで十分ですから」
 といって返したが、おばあちゃんは5000円札を折ると、ぼくのジャケットのポケットに押し込むようにして入れる。
 その気持ちをありがたくいただくことにしたが、名前も教えてくれなかった本島のおばあちゃん、ありがとう!

 丸亀港からは、ひきつづき9時25分発の備讃フェリーの「びさん2」に乗り、さきほど本島から見た塩飽諸島最大の島、広島の江ノ浦港に渡った。

 広島も本島と同じように、時計回りに島を一周した。
 島の南側では砂浜越しに四国本土の山々を眺める。きらめく海。スキーッと抜けるような青空を背にして島の最高峰、五頭山(312m)がそびえている。

 島の西側には採石場がつづく。広島は“石の島”。いろは石の産地なのだ。島の西側からは塩飽諸島の島々のみならず、「本州西部編」のときに泊まった岡山県の北木島もよく見える。

 島の東側は西側とはうってかわって豊かな自然。山々はうっそうとした樹木に覆われていた。

テーマ : 国内旅行記    ジャンル : 旅行

23

Category: 林道紀行

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カソリの林道紀行(35)東北編(その6)
みちのく5000(6)北上山地縦断編
(『バックオフ』1995年12月号)

 やったぜー!
 今回の「北上山地縦断編」でダート1000キロを突破した。
 全走行距離5000キロ、ダート1000キロを目標にスタートした「みちのく5000」だが、早々と目標を突破した。

 東北は、それほどの林道天国! そのなかでも北上山地は、知られざる林道の宝庫。我らオフロードライダーが胸をときめかせて走れるエリアなのだ。

 みちのくの狼カソリ&ブルダスト瀬戸の“みちのく踏破隊”は、今回はエリアEの北上山地を縦横無尽に駆けめぐった。秋の空は抜けるような青さで、透明感にあふれていた。

 山野は紅葉に染まりはじめ、山里には栗の実が、山中には栃の実が落ちていた。朴の大きな葉は黄色くなり、サラサラと音をたてて葉の落ちはじめたブナは、樹肌の白さが目立ちはじめていた。
 峠にバイクを止めたときの、ひんやりとした風の感触‥‥。
「あー、秋なんだ!」

“みちのく5000”をスタートさせたころは、東北の山々は、まぶしいくらいの新緑に燃えていた。それが、回を重ねるごとに、むせかえるほどに濃い深緑の世界に変わった。
 夏の熱風が、秋の涼風になったとたんに、もう、紅葉の季節。
 東北の林道をバイクで駆けながら、あまりにも早い日本の四季折々の移ろいを身をもって感じとるのだった。

 これがバイクの旅のよさ。バイクで山野を駆けめぐると、知らず知らずのうちに、人間本来の持つ五感が鋭くなる。
 季節の風を感じ、季節の匂いを感じ取れるようになる。
 感受性が豊かになり、心がやわらかになる。
 自然に対してやさしい目を持てるようになるし、人に対しても、やさしく接することができるようになる。

 さて、北上山地だ。
 岩手県の東半分を占める北上山地は、南北の長さが250キロにも達する。その幅は、北上川流域から太平洋岸まで、80キロほどである。

 エリアCの阿武隈山地と同じような高原状の地形だが、阿武隈山地よりも、スケールがより大きくなる。標高1000メートル前後の山々が連なり、標高1914メートルの早池峰山が最高峰になっている。

 北上山地の林道を走っていると、ときどき、日本離れした風景の中に迷い込むことがある。
 全体がなだらかな高原状の地形なので、山々の稜線近くが、広々とした牧場になっているところが多いのだ。ダートを走って行くと、いつしか、牧場の牧草の中で道が消えている‥‥ということもあった。

 また、これも、いかにも北上山地らしいのだが、日本アルプスや奥羽山脈のような、谷が深く切れ込んだ地形ではないので、ゆるやかに流れる渓流沿いのルートが何本もある。
 バイクを渓流のわきに止め、流れの中に入り、冷たい水を手ですくって顔を洗うといったことができる。

 そんな北上山地を岩手県の一関を出発点にして一路、北へ、青森県の八戸を目指し、縦断するのだった。

◇◇◇

 東京から東北道の一気走りで夜通し走り、一関ICに到着したのは、午前6時。みちのくの狼カソリ&ブルダスト瀬戸の我ら“みちのく踏破隊”は、2台のDR250Rを走らせ、北上山地の林道群を目指す。

 第1本目は、大東町から内野峠を越えて住田町のR397に通じる篠倉沢林道。すばらしくきれいな渓流沿いのダートだ。北上山地には温泉がほとんどないこともあって、ここでDRを止め、渓流浴をした。
「カソリさん、絶対に使ってね」
 と、“豪州軍団”の上原和子さんにプレゼントされた美人図の手拭いを使う。
「上原さ~ん、ちゃんと、約束をはたしましたよ!」

“遠野物語”の里、遠野からは、琴畑林道、長井林道と2本の林道を走り、太平洋の大槌湾に出る。そこからながめた北上山地の山々が印象的。
 第1日目は55キロのダートを走り、盛岡に近い志和稲荷温泉で泊まった。

 翌日は、快晴。早朝の盛岡の町を走りまわり、第1本目の岩神林道へ。そこで通算のダート距離1000キロを達成。林道のド真ん中に2台のDRを止め、ブルダストと用意したカンコーヒーで乾杯した。

 岩神林道にひきつづいて、御大堂山の山頂近くを通る御大堂林道に入っていく。
 この、北上山地のナンバーワン林道にも舗装化の波が押し寄せ、“藪川26km”の標識の立つ林道入口からなんと8キロも舗装路になっていた。それだけに、舗装路が途切れ、ダートに入ると、ブルダストと思いっきりのガッツポーズ!

 これは、我らオフロードライダーの習性のようなものだが、ダートに入ったとたんに、目の色が変わる。体もシャキッとしてくる。

 御大堂林道のコーナーを次々にクリアーし、稜線に近づくと、ゆるやかな山並みの北上山地なので、ストレート区間が長くなる。路面も整備されている。
 DRのアクセルをグググッと開き、高速で突っ走った。

 稜線近くからの眺望は抜群。幾重にも重なりあった北上山地の山並みの向こうに、岩手山が見える。奥羽山脈の山々も青く霞んで見える。沿道の赤や黄に染まった紅葉がまぶしほどだった。

 御大堂林道を走りきり、R455に出、早坂峠を越える。
 峠下の権現から入っていく町道早坂1号線は、走りやすいダート。石峠を越え、大川沿いの釜津田に出る。

 最奥の集落(一軒家)櫃取へ。そこから櫃取林道に入っていく。御大堂林道を越え、御大堂林道と交差し、JR山田線の大志田駅に向かって下っていく。かつての超ハードなダートも、ずいぶんと走りやすくなっていた。

 さらに、もう3本のダートを走り盛岡へ。志和稲荷神社に隣りあった志和稲荷温泉で連泊。わが家に帰ってきたような安堵感を味わった。

 北上山地縦断の第3日目も、いったん盛岡に出、R455に入っていく。盛岡からわずか数キロ走ると、もう、北上山地の山中なのだ。
 盛岡は今回のキーワード。ブルダストはすっかり盛岡が気に入り、
「カソリさん、住むのだったら、盛岡のようなところがいいですね」
 といっている。

 盛岡をとりまく自然は豊かだし、ちょっと走れば、もう林道だ。
 R455から山越えのダートで岩洞湖に抜けようとしたら、牧場の中に迷い込んでしまった。まるで別世界。道は牧草地の中で消えた。

 次に、外川林道。この入口がわかりづらく、さんざん、探して、やっと入っていった。峠までは、かなり荒れた路面。オフロードバイクでやっと走れるくらいのダート。路面は深くえぐれている。雨が降りだし、激しくなる。冬間近を思わせるような冷たい雨。林道はあっというまに川のようになった。
 峠を越え、葛巻町側に入ると、道はよくなった。

 最後のダートは名無し林道。大規模伐採地で行き止まりだったが、その現場がすごい。なにもここまでしなくても‥‥と、ため息が出るくらいの伐採の仕方。無残にも伐り倒されたブナの大木がゴロゴロころがっていた。

 葛巻の食堂で昼食にし、エリアEのゴール、八戸を目指す。
 R281で平庭峠を越え、「八戸川内大規模林道」に入っていく。盛岡と宮古を結ぶR106の川内から八戸までつづく大規模林道だ。
「これで、ダートをもう2、30キロは稼げるな」
 と、喜んだのもつかのま、行けども行けども2車線の舗装路。山岳ハイウエーなのだ。もう、ガックリ‥‥。

 八戸では八戸温泉の湯につかり、八戸ICから東京まで、700キロの高速道一気走り。いやー、我ら“みちのく踏破隊”、よく走る!


■コラム■盛岡のわんこそば
 盛岡駅前の「信愛庵・細田屋本店」で、盛岡名物のわんこそばを食べた。いや、食べたというよりも、カソリVSブルダスト、壮絶なバトルをくりひろげた。

 わんこそばというのは、椀に入ったそばを次から次へと振る舞われるもので、椀7、8杯がふつうのかけそば1杯分ぐらしになる。それを味わって食べるのではなく、店のお姉さんに給仕されるままに、飲み込むようにして食べる。

 楽に食べられるのは最初のうちだけである。
 10杯目、20杯目ぐらいまでは、一気にいく。
 平均すると、女性で30杯、男性で50杯とのことだが、その50杯を過ぎると、俄然、苦しくなってくる。ナメコおろしや小さく切ったマグロなどの薬味に手を出すようになる。

 それでもブルダストと、お互いに苦しそうな顔を見合わせて、
「やるゾー!」
 と、いきまいていたが、次第に迫力はなくなってくる。

 ブルダストはついに、70杯目でダウン。もうそばを見るのもやだという顔をしている。
 カソリはしぶとく食べつづけ、90杯を突破。それからは、地獄の苦しみだったが、ついに100杯に到達。店の認定書をもらった。

 この地方には、もともと、「そば振る舞い」というものがあって、給仕役の女性が客の椀にそばを入れてまわったという。その食べ方が今日のわんこそばにつながったようだ。
 冷涼な気候の北上山地がそばの栽培に適し、「南部そば」の産地になっていたという背景もある。


■データ編■
(林道)
1・篠倉沢林道    ダート13キロ
2・小友峠林道    ダート 5キロ
3・琴畑林道     ダート16キロ
4・長井林道     ダート17キロ
5・和山林道     ダート 4キロ
6・岩神林道(往復) ダート14キロ
7・御大堂林道&支線 ダート27キロ
8・町道早坂1号線  ダート20キロ
9・櫃取林道     ダート15キロ
10・名無し林道    ダート10キロ
11・館沢林道     ダート17キロ
12・県道大志田停車場線ダート12キロ
13・玉山牧場のダート ダート16キロ
14・外川林道     ダート14キロ
15・塚森林道     ダート 3キロ
16・名無し林道(往復)ダート14キロ
ダート合計217キロ

(峠)
1・内野峠
2・荷沢峠
3・小友峠
4・琴畑林道の峠
5・長井林道の峠
6・小峠
7・御大堂峠
8・早坂峠
9・石峠
10・外川林道の峠
11・平庭峠

(温泉)
1・志和稲荷温泉
2・八戸温泉

■データ編2■
(林道1)
ダート距離13km
走りごたえ☆☆☆☆
景色のよさ☆☆☆☆
R343の大東町から入っていく。大東側は町道世田米線。内野峠を越えた住田町側が篠倉沢林道になる。篠倉沢の渓流沿いのダート。R397の世田米に出る。

(林道2)
ダート距離5km
走りごたえ☆☆
景色のよさ☆☆
遠野市の小友からR283へ、小友峠を越える林道。走りやすい。交通量もそこそこにある。小友には、岩手三景の不動巌。巨岩の下に巌龍神社がある。

(林道3)
ダート距離16km
走りごたえ☆☆☆☆
景色のよさ☆☆☆☆☆
遠野市のR340の一ノ渡から入っていく。琴畑を過ぎるとダート。琴畑川沿いに峠へ。峠でスリーグリーンライン(全線舗装)に出るが、その手前を左折するとダート。

(林道4)
ダート距離17km
走りごたえ☆☆☆☆☆
景色のよさ☆☆☆☆
大槌町のスリーグリーンラインとの分岐から入り、琴畑林道と逆のコースをたどり、峠を下ったところで右折。大槌町の長井に出る。けっこう荒れたダートだ。

(林道5)
ダート距離4km
走りごたえ☆☆☆
景色のよさ☆☆
遠野市と大槌町を結んで稜線上を走るスリーグリーンラインの界木峠から入っていく林道。釜石市の和山近くに出るので和山林道。ここでは大鹿に出会った。

(林道6)
ダート距離14km(往復)
走りごたえ☆☆☆
景色のよさ☆☆☆☆
御大堂林道と分岐し、ゆるやかな峠を越え、R106の区境峠近くに出る林道。かつては20キロを越すダートだったが、今では全線の舗装化が間近だ‥‥。

(林道7)
ダート距離27km(支線を含む)
走りごたえ☆☆☆☆☆
景色のよさ☆☆☆☆☆
北上山地ナンバーワン林道にも舗装化の波が押し寄せ、舗装区間が延びているが、今ならまだ、おもしろく走れる。御大堂山の山頂直下を通るので、眺望は抜群!

(林道8)
ダート距離20km(支線を含む)
走りごたえ☆☆☆☆
景色のよさ☆☆☆☆☆
石峠を越えるほぼ全線がダートの
峠越え町道(岩泉町)。峠上は広々とした牧場。R455から入っていったが、石峠を越えた南側からの北上山地の眺望が目に残る。

(林道9)
ダート距離15km
走りごたえ☆☆☆☆☆
景色のよさ☆☆☆☆☆
大川沿いの最奥の集落、櫃取(岩泉町)から入っていった。御大堂山南側の峠を越え、御大堂林道と交差。そこからの下りはかなりハード。峠周辺からのながめがいい。

(林道10)
ダート距離10km(県道を含む)
走りごたえ☆☆☆
景色のよさ☆☆☆☆
櫃取林道を盛岡側に下り、舗装路に出、1キロほど走ったところで右折して入っていく林道。山の中腹を縫うルート。県道大志田停車場線に合流。大志田駅まで走った。

(林道11)
ダート距離17km(県道を含む)
走りごたえ☆☆☆☆
景色のよさ☆☆☆☆
大志田駅からR455方向に走り、分岐を左へ。それが館沢林道。R455に出るまでの全線がダート。交通量はほとんどなく、気分よく走れる。外山ダム近くに出る。

(林道12)
ダート距離12km
走りごたえ☆☆☆☆
景色のよさ☆☆☆☆
R455の大ノ平から入った。入口には県道名表示。そこからJR山田線の大志田駅までは全線がダート。林道同様におもしろく走れる。ゆるやかな峠を越える。

(林道13)
ダート距離16km
走りごたえ☆☆☆
景色のよさ☆☆☆☆
R455の大ノ平から北へ。玉山牧場の中に入り込んでしまい、岩洞湖畔に出ようとグルグル走りまわってしまったが、行き止まり。広大な牧場の風景は印象的だった。

(林道14)
ダート距離14km
走りごたえ☆☆☆☆☆
景色のよさ☆☆☆☆
R455から岩手川口に通じる県道に入り、最初のダート(道幅狭い)を右折。荒れた路面。道が川のようにになっている。峠を越え、8キロ下ると十字路。ここで舗装。

(林道15)
ダート距離3km
走りごたえ☆☆
景色のよさ☆☆☆☆
外川林道を下った十字路を左折すると、短いダート。整備された路面。舗装路になると沿道には牧場がつづき、日本離れした風景が見られる。ゆるやかな丘陵地帯。

(林道16)
ダート距離14km(往復)
走りごたえ☆☆☆
景色のよさ☆☆☆
通り抜けできる林道であろうと狙いをつけたのだが、行き止まり。雨にぬかったダートを突破し、最後は急斜面を駆け登った。大規模伐採地の現場は胸の痛くなる光景。

(温泉1)
「志和稲荷温泉」(入浴料300円)
志和稲荷神社に隣あった一軒宿の温泉。1泊2食6000円という安さ。東北道の紫波ICに近い。

(温泉2)
「はちのへ温泉」(入浴料300円)
八戸道の八戸ICに近い一軒宿の温泉。塩分の強い草色の湯。サウナ、電気風呂もある。ちょっとひと風呂&休憩に最適だ。

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カソリの島旅(76)本島(香川)
(『ジパングツーリング』2002年5月号 所収)

 直島発14時20分のフェリーで高松港へ。60分の船旅だ。
「宇野→直島→高松」の瀬戸内海横断はよかった。なにか、久しぶりに高松に戻ったような気分になる。

 高松からは海沿いの県道16号を西へ。今度は四国本土側から直島を見た。
 坂出の「瀬戸大橋記念公園」に立ち寄り、そこから瀬戸大橋とこれからまわる塩飽諸島の島々を見る。すばらしい瀬戸内海の夕焼け。

 丸亀まで行くと、讃岐うどんを食べ、丸亀港発18時の本島汽船のフェリー「まるがめ」で塩飽諸島の主島、本島に渡った。

 本島港到着は18時35分。遅い時間の到着だったこともあって、港から島内の何軒かの民宿に電話したが、残念ながら“島民宿”には泊まれなかった。
 それではと、夜道を走り、本島を一周する。そのあとで本島港近くの海岸で野宿した。

 夜が明ける。対岸の四国本土の山の端に日が昇る。朝日を浴びた瀬戸大橋。目の前に浮かぶ島は牛島だ。

 時計回りで本島を一周。島の西側に来ると、塩飽諸島28島の中では最大の広島を間近に見る。
 生ノ浜の集落には珍しい2連式の倉。「夫婦倉」と呼ばれ、丸亀市の文化財になっている。

 島の東側に来ると、目の前に向島を見る。その向こうには瀬戸大橋。大橋脚のある与島と岩黒島の間に大槌島が見える。
 三角形をした目立つ姿の大槌島は、「瀬戸内海アイランドウオッチング」のすごくいい目印になっている。

 こうして、21キロの「本島一周」を走り終え、本島港に戻ってきた。

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カソリの島旅(75)直島(香川)
(『ジパングツーリング』2002年5月号 所収)

 豊島の家浦港9時30分発の小豆島フェリー「せとしお」で本州側の宇野港へ。
 フェリーは豊島と井島の間を通り、直島の精練所のすぐ近くを通り、備讃諸島の島々の間を縫って進む。

 宇野港までの40分は、まさに“アイランドウオッチング”しながらの船旅だ。
 備讃諸島とはいっても、大半の島は讃岐(香川県)側になる。

 宇野港のフェリーターミナルで幕の内弁当(400円)を食べ、それを遅い朝食とし、11時発の四国汽船のフェリー「なおしま」で、さきほど船上で見た直島に渡る。

 直島の宮ノ浦港までは20分の船旅でしかないが、それはまさに、
「おー、瀬戸内海!」
 と、強く感じさせるものだ。

 島と島の間に島が見える。島と島の間からフェリーが次から次へとやってくる。この狭い海は宇野と高松を結ぶ航路で、日本有数の“フェリー銀座”。

 宮ノ浦港に上陸すると、港前の食堂で「たこめし」(400円)を食べた。タコの炊き込み飯。天日で干した直島自慢のタコがうまい。

 まずは直島を横断し、本村へ。島横断といってもわずかに2キロでしかない。本村の港の対岸は向島。そこから直島の南端へ。右手に豊島、左手に井島が見える。

 直島南端まで来ると、目の前に柏島、左手には小豆島が見える。
 直島の西岸に出ると、対岸には四国の山々が青く連なり、高松の町並みが遠望できる。宮ノ浦港に戻ると、今度は北へ。そこには日本でも最大級の精練所、「三菱マテリアル」の世界。風景が変わった。

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カソリの島旅(74)豊島(香川)
(『ジパングツーリング』2002年5月号 所収)

 土庄港発18時50分の小豆島フェリー「せとしお」で豊島に向かう。
 黒々とした灯ひとつ見えない小豊島のわきを通り過ぎると、豊島の家々の灯が見えてくる。その向こうには高松の町明かり。異様なくらいに明るい。空まで赤く染まっている。

 反対側の岡山県側はといえば、灯が途切れ途切れの1本の線になってつづいている。ピカピカッと点滅する瀬戸大橋の灯も見える。

 19時40分、豊島の家浦港に到着。島に1軒ある民宿「南国」に電話したが泊まれなかった。で、港前の喫茶店でチャーハンを食べ、島の反対側(南側)の海岸で野宿した。

 水平線を赤々と染める高松の夜景がまばゆいほど。瀬戸内海にはいくつもの島々が黒々とした姿で浮かんでいる。

 翌朝は夜明けとともに起床。
 さすがに温暖な気候の瀬戸内海。11月も中旬になろうかというのに、野宿してもそれほど寒くはない。

 いったん家浦港に戻り、そこを出発点に豊島を一周する。ゆるやかな峠を越え、南海岸へ。山裾は棚田になっている。

 昨夜、野宿した海岸に近い甲生港へ。そこからは正面に男木島、その後に女木島が見えている。甲生港からは島の最高峰、壇山を間近に眺めながら峠を越える。すると小豊島と小豆島が目に飛び込んでくる。唐櫃港に寄って家浦港に戻ったが、20キロの「豊島一周」だった。

 豊島といえば産業廃棄物の不法投棄で大問題になったが、島全体から見れば名前どおりの、自然の豊かな島だ。

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カソリの島旅(73)小豆島・本島(その2)
(『ジパングツーリング』2002年5月号 所収)

 全行程43キロの「三都半島周遊」を終え、土庄港に戻ると、今度は「小豆島・本島一周」に出発だ。
 土庄港から国道436号を行く。反時計回りでの一周。道の駅「小豆島オリーブ公園」と「小豆島民俗資料館」の前を通り、内海町の中心街まで来たところで、国道を離れ田ノ浦半島に入っていく。

 関東系のキッコーマン、ヤマサ、ヒゲタ、関西系のヒガシマルと並ぶ日本の“五大醤油”のひとつ、マルキンの醤油工場前を通る。ここには「マルキン醤油記念館」もある。小豆島は昔から醤油づくりの盛んな島だった。
 醤油とは切っても切り離せない佃煮造りの工場も目につく。

 対岸の三都半島を見ながら走り、田ノ浦半島南端の田ノ浦へ。ここは小豆島生まれの作家、壺井栄の名作「二十四の瞳」の舞台。今でも「岬の分教場」がそのままの姿で残されている。

 その先には「二十四の瞳映画村」(630円)。「二十四の瞳」が再映画化されたときのオープンセットをそのまま残したもの。田中裕子主演の「二十四の瞳」が1日4回、上映されている。古き良き時代の日本を感じさせてくれるところだ。

「二十四の瞳映画村」を歩きまわったあと、それに隣合った「麺めん亭嶋蔵」で、手延べそうめんの「にゅうめん」(600円)を食べた。小豆島は奈良の三輪や兵庫の竜野、徳島の半田などと並ぶ日本でも屈指のそうめんの産地になっている。

 田ノ浦半島を離れ、小豆島の南東端、白い灯台の立つ大角鼻から東海岸を北上する。
 右手に四国本土、左手に淡路島を見ながら走る。鳴門海峡にかかる大鳴門橋もかすかに見える。

 橘峠で国道436号に合流し、福田港へ。国道436号は国道フェリーで姫路へとつづく。
 福田港の売店で「あなご弁当」(800円)を食べた。さすが瀬戸内海産のあなごだけあってうまかった。

 福田港からは県道26号を行く。
 四国最北端の藤崎まで来ると、家島諸島の島々がよく見える。

 吉田ダム近くの吉田温泉「ふれあいの湯」(300円)に入り、日生へのフェリーの出る大部港を通り、土庄港に戻った。
 118キロの「小豆島・本島一周」だった。

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カソリの島旅(72)小豆島・本島(その1)
(『ジパングツーリング』2002年5月号 所収)

 全行程14キロの「小豆島・前島一周」を走り終えて土庄港に戻ってきた。
 さーて、次は小豆島の本島だ。小豆島・本島は瀬戸内海では淡路島に次ぐ第2の大島になっている。

 土庄港からは“島国道”の436号を行く。土淵海峡にかかるオリーブ大橋を渡って前島から本島に入る。
 土庄の町並みを抜け出し、土庄町から池田町に入ったところで“一斉”をやっていた。バスの後について走っていたので助かったが、スピード違反取締りの“一斉”をやっているのも、小豆島・本島が大きな島であることの証明のようなものだ。

 大峠を越えて池田町から内海町に入る。小豆島・本島は土庄、池田、内海の3町から成っている。
 内海町に入ってすぐのところには、「オリーブ園」。オリーブの木には青い実がたくさん成っていた。

 その先には道の駅「小豆島オリーブ公園」があるが、そこの「オリーブ記念館」(無料)は一見の価値あり。オリーブの本場、ギリシャの昔ながらのオリーブ油造りの行程を精巧な石の模型で見ることができる。
 オリーブ関連のみやげ物を並べた売店は、観光客で大にぎわい。

 さらに国道の反対側にある「小豆島民俗資料館」(310円)を見学した。
 ここでいったん国道436号を離れ、南の三都半島に入っていく。
 小豆島最南端の地蔵崎へ。そこには白亜の灯台。対岸の四国本土の山々が間近に大きく見える。
 三都半島の西側に出るとインカの遺跡を思わせる「池田の桟敷」跡を見て、いったん土庄港に戻った。

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2010台湾一周(18)台南→墾丁(その3)
6月20日(日)晴

 台南運河の西側に広がる安平は歴史の古い町。安平古堡を見学したあと、台南名物「安平豆花」の店に行く。そこでは甘い汁の中に豆腐が入っている「安平豆花」を食べる。朝から厳しい暑さで、いささかグッタリ気味だった体は、「安平豆花」のおかげでシャキとした。

 この店には有名人もよく来るとのこと。店の主人は日本人ライダーが来てくれたといって喜び、店内のボードにサインして欲しいという。で、いつものように「生涯旅人!」のサインをした。

「安平豆花」を食べて店の外に出ると、台南の若きライダーたちが次々にやってきた。彼らはどのようにしてカソリがこの店にいるという情報を得たのだろうか…。

 彼らは高雄まで一緒に走らせて欲しいという。
「どうぞ、どうぞ!」
 ということで、台鈴のみなさん、そして台南の若きライダーのみなさんと一緒に高雄に向かって走りはじめた。

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安平のスクーター専用の駐輪場

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安平の食堂のメニュー

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これが「安平豆花」

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店内のボードにサインする

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店のご主人と

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台南のライダーが次々にやてくる

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みなさんと一緒に高雄へ!

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カソリの島旅(71)小豆島・前島
(『ジパングツーリング』2002年5月 所収)

 四国鉄道網の拠点、JR高松駅とその周辺は、すっかり変わって新しくなった。フェリー乗り場も変わった。
 駅に隣接した小豆島行き専用のフェリーターミナルから18時45分発の四国フェリー「第七しょうどしま丸」で小豆島・前島の土庄港に渡る。

 船内の売店できつねうどんを食べた。土庄港までは1時間の船旅。スーパーで食料や缶ビールを買い込み、港近くで野宿。星空を見上げながら飲む缶ビールがうまかった。

 翌朝、小豆島・前島を一周。
 この小豆島・前島というのは、世界で最も狭い海峡ということでギネスブックにも認定されている土淵海峡によって、小豆島・本島と分けられた島だ。
 土庄の町並みは両方の島にまたがっているが、港や町役場、中心街は前島側になる。

 前島南端の黒崎近くの海岸からの眺めはすごい。
 きれいな台形をした屋島が異様なくらいに大きく見える。四国本土最北端の竹居岬もすぐ近くに見える。
 正面に男木島と女木島、右手には小豊島、豊島、その向こうに直島と備讃諸島の島々が見る。
「小豆島・前島一周」は、絶好のアイランドウオッチングのコースだ。

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