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カソリの島旅(86)宇和島→高知

(『ジパングツーリング』2002年6月号 所収)

 宇和島から海沿いのルートを南下。入り組んだ海岸線の曲がりくねった道を走る。道幅が狭いので、ブラインドのコーナーで大型の鮮魚運搬車とすれ違ったときなどはヒヤッとした。このあたりの海では真珠貝の養殖が盛んだ。

 宇和島市から津島町に入ると、正面には日振島が見えてくる。
『古事記』の「神武東征」の途中、火を振って合図を送ったという伝説の島だ。

 時代が下って中世になると、藤原純友がこの島を根拠地にして天慶2年(939)東国の平将門に呼応して乱を起こし、瀬戸内海の全域を支配した。
 日振島にはそんな歴史が残されている。

 日振島の手前には黒島と横島、右手には蒋淵半島と戸島、その周辺のいくつかの小島、さらに左手には御五島を見る。

 県道37号の宇和島市と津島町の境のトンネルを抜け出たあたりは、宇和海の絶好の“アイランドウオッチング”のポイントになっている。
 島から島を見る、本土から島を見る、この「島を見る」というのは、じつに楽しいし、心に残るものだ。

 さらに海沿いの道を南下すると竹島、最後に鹿島を見る。
 愛媛県から高知県に入り、宿毛へ。
 土佐くろしお鉄道の終点、宿毛駅前の食堂「ゆうゆう」で昼食を食べ、九州の佐伯にフェリーの出ている片島港にいく。

“片島”の名前どおり、ここはかつては島だった。
 フェリー港のすぐ隣には沖ノ島に渡る宿毛市営船の桟橋。片島港の目の前が大島だ。長さが50メートルくらいの短い橋で渡る。小さな大島で、島一周は5キロほど。島の南側はすばらしくきれいな海。そこからは右に鵜来島、左に沖ノ島を見る。

 宿毛からは国道321号経由で県道357号に入り、複雑に入り組んだ海岸線を南下していく。大月半島に入り、その南端の柏島へ。新旧2本の柏島橋でつながっている。漁業の島でハマチやマグロを養殖している。柏島に入っても、バイクで走れるような道はない。港で行き止まり。島の南側は切り立った断崖だ。

 柏島から土佐清水へ。海が変わる。太平洋になる。
 同じ四国でも北の瀬戸内海側には無数の島があるが、南の太平洋側には島はほとんどない。

 土佐清水からは四国最南端の足摺岬に立ち、中村へ。中村の国道56号沿いにある四万十温泉の「サンリバー四万十」に泊まった。大浴場の温泉につかったあと、レストランで冷たい生ビールをキューッと飲み干し、土佐名物のカツオのたたき(1000円)を食べた。

 夜明けとともに中村を出発。井ノ岬近くで太平洋に昇る朝日を見る。
 佐賀町に入ると、佐賀漁港の入口に浮かぶ鹿島を見る。須崎では中ノ島大橋でつながっている中ノ島に渡る。漁業の島だ。柏島と同じようにバイクで走れる道はない。
 ここを最後に高知に出た。

テーマ : 国内旅行記
ジャンル : 旅行

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