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「東海道53次・復路編」(2)土山宿→関宿

 東海道の関西圏最後の宿場、土山宿から鈴鹿峠を越え、中部圏に入っていく。あいかわらず雨は降りつづいている。鈴鹿峠は日本の大きな境目で、古代日本ではこの峠が西国と東国に分けていた。そんな鈴鹿山脈の鈴鹿峠を国道1号のトンネルで抜け、滋賀県から三重県に入った。

 鈴鹿峠下の中部圏最初の宿場が坂下宿。そこには「鈴鹿の馬子唄」の歌詞が掲げられていた。

  坂は照る照る
  鈴鹿は曇る
  あいの土山雨が降る

 この日はあいにくの空模様で、土山宿も鈴鹿峠も坂下宿も雨だったが、別の峠越えのときには「鈴鹿の馬子唄」通り、坂下宿は晴天、鈴鹿峠は曇天、土山宿は雨天と、峠を境に劇的に天気の変ったこともある。

「鈴鹿の馬子唄」は鈴鹿峠を越える馬子たちによって歌われたもので、「坂」は坂下宿、「鈴鹿」は鈴鹿峠、「土山」は土山宿のことである。

 坂下宿から次の関宿へ。
 関宿は宿場をはさんで両側に追分があるが、そのうち西側は東海道と大和街道の追分だ。関宿に入っていく前に、国道25号の大和街道で伊賀上野まで行ってみる。

 国道25号は大阪圏と名古屋圏を結ぶ大動脈の名阪国道だが、それとは別にもう1本、大和街道に相当する国道25号もあるのだ。旧道となった今でも国道25号でそのまま残っている。

 加太川沿いの狭路。交通量はほとんどない。そして鈴鹿山脈南端の峠、加太越を越えて上野盆地に下っていく。上野盆地に入ると2車線の道になった。

 伊賀上野に到着すると、まずは上野城へ。天守閣を見、垂直にそそり立つ高石垣を見、芭蕉にちなんだ俳聖殿を見る。そのあとて上野の町を走り、芭蕉の生家を見学。最後に上野市駅へ。駅前には芭蕉像が建っている。駅前食堂で昼食。伊賀忍者にちなんだ「忍者丼」(800円)を食べたが、卵を落とした丼飯の中にはウナギが隠れていた。

 上野市駅前から来た道を引き返し、東海道の関宿に戻った。

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坂下宿の絵図

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関宿の追分

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加太川沿いの国道25号

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加太越

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上野城

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上野城の石垣

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芭蕉の生家

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上野市駅前の芭蕉像

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上野市駅の駅前食堂

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昼食の「忍者丼」

テーマ : ツーリング
ジャンル : 車・バイク

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