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「鵜ノ子岬→尻屋崎2012」(5)

 久之浜から国道6号を北上。いわき市から広野町に入り、広野町と楢葉町の町境まで行った。

 そこが爆発事故を起こした東京電力福島第1原子力発電所の20キロ圏で、警察の車両が国道を封鎖し、一般車両は通行止になっている。同行してくれている渡辺さんの家はここからすぐのところにあるのだが、行くことはできない。

 この東電福島第1原発の20キロ圏を折り返し地点にし、国道6号を戻っていく。

 それにしても信じられないようなことだが、国道6号という日本の幹線道路が1年たってもまだ通行止めなのだ。ぼくが知る限り、1桁国道がこのように長期間、通行止めになったケースは知らない。迂回路の県道35号→県道34号も通行止め。東電福島第1原発の爆発事故は福島県の太平洋側の浜通りを完全に分断してしまった。

 久之浜に戻ると、小学校の校庭の一角にできた仮設の商店街に寄った。そこの「からすや食堂」で夕食。ラーメンライス&餃子を食べた。ラーメンも餃子もじつにうまかった。

 この店は夫婦でやっている。もともとの店は久之浜の町中で、秋葉神社の近くにあったという。2人も秋葉神社が残ったのは不思議だといっている。我々が最後の客。我々が食べ終わると、2人は店の電気を消し、車で仮設住宅のある勿来に向かっていった。

 いわき市の北の久之浜と南の勿来では、かなりの距離がある。毎日、大変な距離を往復している。1日も早く久之浜に戻れるのを願うばかりだ。

 久之浜から四倉へ。
 今晩の宿、四倉舞子温泉の「よこ川荘」に到着。ここはいままでに何度となく泊まった宿。温泉に入ったあとは、渡辺さんと大広間でビールを飲んだ。

「よこ川荘」は海岸のすぐ近くにある宿で、大津波をまともに受けた。

 大津波直後の光景を見た渡辺さんは、
「カソリさん、よこ川荘はもう無理ですよ…」
 と、わざわざ電話をくれたほど。

 それが全国からやってきたボランティアのみなさんの支援もあって、見事に宿を再開させたのだ。
「大広間の50畳もの畳を全部、私が運び出したのよ!」
 というおかみさんの話は今や伝説だ。

 そんな「よこ川荘」のおかみさんは、「これ、食べなさい」といってマグロやカツオ、ホタテ、タコの刺身の盛合わせを持ってきてくれた。

「鵜ノ子岬→尻屋崎」第1日目の四倉舞子温泉「よこ川荘」では、渡辺さんとしこたま飲んだ。というよりも飲まずにはいられないような気分。復興からは、はるかに遠い東日本大震災から1年後の浜通りだった。

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閑散とした広野町役場

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国道6号の封鎖地点

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四倉舞子温泉の「よこ川荘」に到着

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渡辺さんとしこたま飲んだ

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「よこ川荘」のおかみさんの差し入れ

テーマ : ツーリング
ジャンル : 車・バイク

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