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六大陸周遊1973-74 [完全版] 028

恐怖の酔っぱらい

 午後になって1台の車が停まってくれた。運転しているのは50過ぎの人。乗せてもらうなり、まずはアイスボックスに入ったカンビールをすすめられる。炎天下に立ちっぱなしだったので、一気に飲み干した。なんともいえずにうまいビール、だが、運転手はぼく以上に、2本、3本とたてつづけに飲んだ。それ以前にもかなり飲んでいるようで、危なっかしくて仕方がない。道を外れ、立木にぶつかりそうになったときは、思わず冷や汗が出た。「もう、これまで」と、ぼくが運転をかわった。そのとたんに、彼はグーグー、いびきをかいて眠ってしまうのだ。
 おまけに車のトラブルに見舞われた。オイルランプがつきはじめ、さらにラジエター水も減ってオーバーヒート寸前になる。からくもガソリンスタンドにたどり着き、オイルを足し、ラジエター水を補給し、給油した。ところがこのオッサン、金を持っていないのだ。ガソリン代とオイル代の9ドルは、ぼくが払うしかなかった。
 キャサリンから500キロのクヌヌラに着いたのは、夜も遅くなってからのことだった。酔っぱらいのオッサンは大分、酔いもさめたようで、何事もなかったかのように「じゃー、元気でな」と言い残して走り去っていった。その夜はクヌヌラの町の中心の広場で野宿したが、蚊にさんざんやられ、よく眠れなかった。

テーマ : ツーリング
ジャンル : 車・バイク

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