著者・管理人

Author: 賀曽利隆
Twitter:@kasori3000
Administrator:ウザワ・K

電子で復刊!
カテゴリー
Amazon
ブログ内検索 by Google
広告も社会の窓。
最近のコメント
RSSフィード
FC2ブログランキング
このブログが面白いと思ったらたまに(あるいは頻繁に!)クリックしてくださいね(ポチっとな)。それで何が起こるのかは僕も知らんけど…。
カソリお役立ちリンク
管理人推奨リンク

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

六大陸周遊1973-74 [完全版] 030

最長記録の2459キロ

 ブルームから10キロほど歩き、ポートヘッドランドへの道とのジャンクションで野宿。翌朝は夜明けとともに起きた。「早起きは三文の得」ではないが、起きるのとほぼ同時にダットサンのピックアップが停まってくれた。
ペンキ屋のジム。彼はダーウィンからやってきて、これからパースまで行くという。ラッキー。ブルームからパースまでの2500キロ近い距離を1台の車で行けるのだ。
 彼は6年前にイギリス・ヨークシャーのハルからオーストラリアにやってきた。
「オーストラリアに来れば、誰でも金持ちになれると思っていたんだけど、それはもう昔の話。ハルに帰りたいよ」
 と、ジムは「ハルに帰りたい!」を連発した。
 ブルームからポートヘッドランドまでは未舗装路。560キロ間にガソリンスタンドが1軒あるだけ。乾燥した風景がつづく。ジムとは途中で運転を交替した。
 ニューマン鉄山の鉄鉱石の積み出し港、ポートヘッドランドからはインド洋岸のルートを夜通し走り、翌日は南回帰線を通過した。そこには「Tropic of Capricorn」の表示板が立っている。
 カーナボンではNASAの大きなパラボラアンテナが目についた。
 ノーザンプトンに近づくと植生が変わり、緑がぐっと増え、野花が咲いている。広大な小麦畑も見られるようになった。
 さらに南下し、ジェラルドトンの町を過ぎると、気温がグッと下がり、肌寒くなる。
 第2夜目は国道沿いに車を停め、仮眠したが、寒くて目がさめてしまった。無数の星が青白く光っている。ジムも同じで、我々は運転を交替しながらほとんど寝ずに走りつづけ、夜明け前にパースに到着した。
 ブルームからパースまでジムには2459キロもの長い距離を乗せてもらった。これはブラドに乗せてもらった2200キロをはるかに上回るもので、1台の車に乗せてもらった距離としては、我がヒッチハイクの最長記録だ。
 パースの中心街で下ろしてもらったが、ジムとは固い握手を交わして別れた。

テーマ : ツーリング
ジャンル : 車・バイク

コメント

Secret

最近の記事
月別アーカイブ
小さな天気予報

-天気予報コム- -FC2-
FC2カウンター
QRコード
QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。