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六大陸周遊1973-74 [完全版] 034

奇跡の再会!

 キャンベラのユースホステルでは、イギリスのニューキャッスル生まれのフィリップと一緒になった。彼はオーストラリアに来てからすでに3年。シドニーに住んでいる。
 フィリップのワーゲンに乗せてもらい、翌日、シドニーへ。冬を思わせるような寒々とした天気。国道沿いのカフェでフィッシュ&チップスの昼食を食べ、シドニーに着くと、フィリップのアパートで泊めてもらった。夜はレストランでステーキを食べ、パブでビールを飲んだ。昼食代も夕食代もビール代も、すべてフィリップが出してくれた。ありがたくご馳走になっておく。
 翌日はシドニーでの休日。朝は10時過ぎまで眠った。こんなに寝たのはいったい何日ぶりのことだろう。午前中はコインランドリーで洗濯し、午後はフィリップとハーバーブリッジのすぐ下にあるルナ・パークに行った。フィリップはここで半年ほど働いたとのことで、タダで乗れるチケットをたくさん持っていた。それを使わせてもらい、ジェットコースターや回転飛行機、電気自動車と次から次へと乗った。そのあとノースシドニーの浜辺に行く。シドニーの中心部からわずか10数キロしか離れていないのに、すぐ近くに大都市があるとは思えないような自然の美しさ。きれいな浜辺が延びている。
 もうひと晩、フィリップのアパートで泊めてもらった。
 翌朝、フィリップはブリスベーンに向かう。朝食を一緒に食べると、彼のワーゲンでフェリー乗り場まで乗せてもらう。そこで別れた。さようなら、フィリップ。彼は北へ、ブリスベーンへ。ぼくはフェリーに乗り、シドニーの中心街へ。フェリーは朝の通勤客で混んでいた。
 シドニーの中心街を歩き、地図を頼りにキャンベル・ストリートの「HAZELL&MOORE」社を訪ねる。ここはスズキのニューサウスウエルス州の代理店。ここで「オーストラリア一周」のバイクを用意してもらうことになっている。ジェネラルマネージャーのシャノンさんに会うと、「明日までに整備して用意しておきましょう」とうれしいことを言ってくれる。バイクでの「オーストラリア一周」に出発できると思うと、胸がワクワクしてくる。
 シャノンさんはすぐに「モーターサイクル・ニューズ」社に電話した。そしてチーフ・エディターのジェフ・コラートンさんに会って欲しいという。ぼくのバイクでの「オーストラリア一周」を取材したいのだという。「モーターサイクル・ニューズ」社を訪ね、ジェフに会ったときはびっくりした。驚きの再会。なんと彼には4年前に会っているのだ。
 1969年4月、アフリカ大陸縦断を終え、ロンドンに着いたとき、『モーターサイクル』紙のジョン・エブローさんに取材された。そのときエブローさんの下で仕事していたのがジェフだった。
 彼はこのときのことをとってもよくおぼえてくれていた。
「(ロンドンの)ウォータールー・ブリッジの上で撮ったキミの写真、あの写真は忘れられないね」
 と言ってくれた。このような偶然の再会があるのも旅のおもしろさ。ジェフには昼食をご馳走になった、食事が終わると、コーヒーを飲みながらおおいに語り合った。
 ジェフと別れると、午後はシドニーの町をクタクタになるまで歩きまわり、夜はシドニー郊外のクーリングガイ国立公園にあるユースホステルに泊まった。泊まり客はぼく1人。管理人のニュージーランド人のビルと一緒にマグロのかんづめの夕食を食べ、ビールを飲んだ。いよいよバイクでの「オーストラリア一周」が始まる!

テーマ : ツーリング
ジャンル : 車・バイク

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