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  10 ,2017

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。 20歳でのアフリカ一周から、60歳還暦での「300日3000湯」ツアーまで、そしてその先へ・・・。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。


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Category: カソリ本「一章瓶」

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六大陸周遊1973-74 [完全版] 035
バイク編「オーストラリア一周」の開始!

 11月6日の午後、シドニーのキャンベル・ストリートにあるスズキの代理店「HAZELL&MOORE」社でスズキ・ハスラーTS250を引き取った。「バンコク→バンコク」を走ったのと同じバイク。キック一発でエンジンがかかる。2サイクル特有のエンジン音が響く。体中がゾクゾクッと震えてくるほどだ。1971年から72年の「世界一周」に使ったのも、このハスラー250。その途中での「サハラ砂漠縦断」のシーンが蘇ってくる。
 さー、バイク編「オーストラリア一周」の開始だ!
 最初は肩慣らしのつもりで、シドニーにも近いブルーマウンテン周辺を走るつもりだったが、ジョージ・ストリートを反対方向に走ってしまい、そのままハーバーブリッジを渡って国道1号のパシフィック・ハイウェーを北へ。シドニーを離れるとまもなく雨。「出発したばかりだというのに…」と、少々、泣きが入る。
 ニューカッスルに近づくと土砂降りになった。トホホホ…。
 ニューカッスルからは内陸の国道15号を北上。その夜は雨に降られながら314キロ走り、ムスウェルブルックのエッソのガソリンスタンドの片隅で震えながら眠った。ヒッチハイクのときと同様、シュラフのみの野宿だ。
 翌日も雲の多い天気。大分水嶺山脈(グレート・ディバイディング・レインジ)の山並みを見ながら走る。トムワースの町を過ぎると、ニューイングランド地方の標高1000メートルを超える高原地帯に入っていく。きれいな高原の風景がつづく。ハスラーで切る風は冷たく、ブルブルッと震えるほど。だが、幸いにも雨には降られなかった。
 この地方の中心のアーミデールを通り、グレン・イネスを過ぎたところで、海岸地帯を南北に走るニューイングランド山脈の峠を越え、パシフィック・ハイウェーの国道1号に出た。ゆるやかな山並みが海岸近くまで迫っている。国道沿いに建てかけの家をみつけ、その中で寝たが、寒さのため夜中に何度も目が覚めた。

テーマ : ツーリング    ジャンル : 車・バイク

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