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「南米・アンデス縦断」(44)

 12月30日。ロス・アンヘルスの「アルカサール・ホテル」のジュース、コーンフレーク、パン、チーズ、ハム、コーヒー、ヨーグルトの朝食を食べ、8時、出発。パンアメリカンハイウエイの国道5号を南下。

 オソルノを通り、サンチャゴから南に1000キロ、のプエルトモントに到着。ベネズエラの首都カラカスからコロンビア、エクアドル、ペルー、チリとつづく南米の太平洋岸を縦貫するパンアメリカンハイウエイは、ここプエルトモントで終点になる。チリ鉄道網の終着駅でもある。

 プエルトモントからさらに南のチリ領内のパタゴニアは、アンデス山脈がそのまま海に落ち込み、フィヨルドをつくり、そこを縦貫して南端のプンタアレナスへと通じる道路はない。

 プエルトモントには漁港がある。魚市場に隣合って、魚料理を食べさせてくれる店が何軒も並んでいる。そのうちの1軒に入り、貝のスープに、タラのような白身の魚のフライを食べた。

 プエルトモントの漁港近くにシーフードレストランがずらりと並んでいることからもわかるように、チリ人というのは、日本人と同じようによく魚を食べる。それだけにはとどまらず、チリ人というのは日本人に似て繊細だ。島国人気質ということでも似ている。チリという国は大陸でありながら、きわめて島国的な側面を持っているのだ。

 南北に細長く、その長さは4500キロにも達する。それに比べて東西の幅は極端に狭く、200キロぐらいでしかない。世界でも類をみないほどの細長い国になっている。このように細長いチリは、北は灼熱のアタカマ砂漠、南は氷雪のパタゴニア、東は最高峰のアコンカグアなどがそびえるアンデス山脈、西は太平洋で、他の世界とは自然の障壁で大きく隔てられている。大陸国でありながら、島国同然なのである。

 それだから、よけいに日本に親近感をおぼえるのだろうか、チリには親日的な人が多い。驚かされたのは、何度となく、「日本は我が国の隣国である」と、いわれたことだ。

 なるほど地図を広げてみればわかることだが、太平洋をはさんでチリと日本は隣り同士の国になる。1960年5月24日に日本の三陸海岸を襲った大津波が、チリ沖で起きたM9・5という超巨大地震が原因だったことを申し訳なさそうにいう人もいた。

 それに対して我々日本人を考えてみると、「チリは我が国の隣国である」といえる人が、はたしてどのくらいいるのだろうか…。

 プエルトモントから100キロほどのオソルノまで戻り、町中の「ワエゲール・ホテル」に泊まった。明日はいよいよアンデス山脈の峠を越え、アルゼンチンに入るのだ。竹口さんと斉藤さん、我らの星、最年少の良輔君、それと道祖神の菊地さんと一緒に町にくり出し、チャイニーズレストランで夕食。ビールで乾杯したあと、中華料理を食べた。

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ロス・アンヘルスの「アルカサール・ホテル」の朝食

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オソルノの中心街を歩く

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