「広州→上海2200キロ」(6)

 江門の中心街のレストランで夕食を食べ終わると、我々はさらに夜の町を歩いた。目抜き通りの店々のウインドウショッピングを楽しんだあとは裏通りを歩き、裏通り沿いにある市場に入った。煌々と明かりの灯る夜市では、色とりどりの野菜や果物がきれいに並べられていた。そこで熟柿を発見。ぼくの大好物だ。さっそく何個か買い、その場で2、3個、ペロペロッと食べた。

「いや~、うまい」。
 甘味たっぷりの熟柿はほんとうにうまかった。柿は中国でも「カキ」だった。

 江門の市場で熟柿を食べた瞬間、1990年の「世界一周」で立ち寄ったパキスタンのカラチの市場での光景が目に浮かんだ。市場内を柿を満載にした荷車が行き、柿売りの少年は大きな声で「カキー、カキー」と声を張り上げていた。パキスタンでも柿はカキ。ここでも熟柿が売られていたのだが、その場で4、5個、たてつづけに食べた。

 パリの市場でみかけた柿もカキだった。
「柿」は世界共通語になっているようだ。
 こうして夜の江門の町歩きを終えると我々の宿、「銀昌国際酒店」に戻るのだった。

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江門の夜景

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江門の市場

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江門の市場で売られている柿

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「銀昌国際酒店」に戻ってきた

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