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  08 ,2019

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。 20歳でのアフリカ一周から、60歳還暦での「300日3000湯」ツアーまで、そしてその先へ・・・。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。


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Category: 鵜ノ子岬→尻屋崎2012~2018

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「鵜ノ子岬→尻屋崎2012~2018」(10)
■2012年3月19日(月)雪のち晴のち雪 「田老→盛岡」335キロ

 ひと晩中降った雪は明け方には止んだ。まずはひと安心。朝湯に入り、朝食は古山夫妻と一緒に食べる。食べ終わったところで古山夫妻と別れた。
  8時、「グリンピア三陸みやこ」を出発。ありがたいことに青空が広がっている。スズキのV-ストロームを走らせ、まずは国道45号へ。その間の雪は心配したほどでもなかった。ところが国道45号を北上するにつれて路面の雪が多くなった。下り坂が恐怖。速度をガクッと落として走った。ツルンツルンのアイスバーンでは足を着きながら走った。 小本を通り、田野畑村に入っていく。
 いよいよ最大の難関、国道45号の最高所にもなっている閉伊坂峠に挑戦だ。
 長い登りがつづく。雪との格闘の連続だ。気温は0度近いのだが、暑くて汗が出るほど。峠の頂上に到達したときは思わず「ヤッタ!」のガッツポーズ。しかし峠道の下りは登りよりもさらに大変だ。たえずバックミラーで後続車を確認しながら走った。後続車が来るといったん路肩に避け、車の流れが途切れたところでふたたび峠道を下った。
 閉伊坂峠を下ると雪が消えた。
 普代村、野田村と国道45号の路面に雪はなかった。
 久慈からさらに国道45号を北上。岩手県から青森県に入り、11時30分、八戸に到着。八戸は青空が広がり、国道45号に雪はなかった。
 八戸から国道45号→国道338号で下北半島に向かっていく。
 三沢を過ぎると天気は急変。空はあっというまに鉛色に変わり、そのうち雪が降り出す。雪は激しさを増す。猛烈な西からの風が吹きはじめ、吹雪になった。V-ストロームがフワッと舞い上がりそうになるほどの風の強さだ。
 ラムサール条約の登録地にもなっている仏沼まで行ったところで断念、ここを最後に東京に戻ることにした。尻屋崎まであと100キロの地点。ゴーゴーと吹き付ける吹雪の中で立ち尽くし、3月の東北の自然の厳しさをかみしめた。
 三沢まで戻ると、「三陸温泉」(入浴料250円)の湯に入り、湯から上がると休憩室で昼食。koshiさんの差し入れの魚肉ソーセージやチーかま、ぴり辛ちくわ、温泉卵を食べた。これは朝、出ようとすると、V-ストロームのハンドルに掛けられたビニール袋に入っていたものだ。手紙と先日の写真も添えられていた。
 最後にカンコーヒーを飲み、「リポビタンD」を飲み、出発。カンコーヒーもリポDもkoshiさんの差し入れだ。
 三沢から八戸に戻ると雪は止み、何事もなかったかのように青空が広がり、日が差していた。
 15時20分、八戸北ICで八戸道に入った。
 八戸道→東北道で一気に東京まで走るつもりでいた。
 ところが東北の3月はそれほど甘くはなかった。軽米ICを過ぎた頃から雪が降りはじめ、九戸ICを過ぎるとかなり激しい雪になった。路面はあっというまに白くなる。
「これはもうダメだ…」
 と路肩に出て、ハザードランプを点滅させて速度を落として走った。
 次の一戸ICで高速を降り、国道4号を南下。雪は一段と激しさを増す。とにかく転倒しないように走ったが、ここでの最大の難所は国道4号最高地点の十三本木峠(中山峠)越えだ。この十三本木峠を死にもの狂いで越えた。我ながらよくぞ越えられたと思うほどの雪の峠越えだった。
 沼宮内、渋民と通り、盛岡市内に入るともう大雪の様相。ボソボソバサバサと降っている。からくも盛岡駅前に到着。駅前の「東横イン」に飛び込みで行って泊まれたときは、心底、「助かったー!」と声が出た。

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