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日本列島岬めぐり:第30回 坊ノ岬(ぼうのみさき・鹿児島)

 薩摩半島南西端の坊ノ岬に行く前に、薩摩半島北西端の野間岬に立った。両岬とも東シナ海に突き出た岬である。

 野間岬は昔、笠沙之碕と呼ばれた「古事記」の舞台である。日本初代の神武天皇のおじいさんにあたるニニギノ命が木花開耶姫と出会い、結ばれる。岬の近くにはニニギノ命が上陸したという黒瀬海岸があるし、2人が住んだ笠沙宮跡もある。

 野間岬から坊ノ岬までの海岸は切り立った断崖が連続するリアス式海岸。点在する入江には小さな漁村がある。

 野間岬が神話の岬だとすると、坊ノ岬はそれ以降の歴史の岬ということになる。岬に近い坊津はかつては伊勢の安濃津、筑前の博多津とともに、「日本三津」と呼ばれ、中国大陸や南方諸国との交易の拠点になっていた。

 この辺りは日本から中国大陸に最も近く、遣唐使船も坊津から出ていた。きらびやかな唐の文化にあこがれた多くの若者たちが、ここから東シナ海の波浪を越えていったのである。

 そんな坊津の港口にある坊ノ岬まで大汗をかいて山道を歩いた。岬に立つのはけっこうしんどいことだが、岬に立った瞬間にはその辛さや苦しさは吹き飛んでしまう。

 坊ノ岬先端の灯台からの眺めはすばらしいく、東シナ海の大海原は夕日を浴びてキラキラ光り輝いていた。

「この海をまっすぐ西に行けば、長江の河口のたどり着ける…」
 暮れなずむ岬にしばしたたずんだが、中国大陸への夢が駆けめぐり、熱い血の流れを感じるのだった。

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

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