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世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。 20歳でのアフリカ一周から、60歳還暦での「300日3000湯」ツアーまで、そしてその先へ・・・。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。


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Category: 岬めぐり

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日本列島岬めぐり:第31回 長崎鼻(ながさきばな・鹿児島)
 日本鉄道網の最南端駅、JR指宿枕崎線の西大山駅は、駅舎もないような寂しい無人駅。ホームの先端には「日本最南端駅 北緯31度11分」と書かれた木標が立っている。20時40分発の西鹿児島行き最終列車が出た後、ホームのベンチで寝袋にくるまって1夜を明かした。

 翌朝は5時10分発の枕崎行き始発列車が来る前に、西大山駅を出発。5キロと離れていない薩摩半島最南端の長崎鼻で夜明けを迎えた。東の空が白み始め、色づいてくる。やがて対岸の大隈半島の山々から朝日が昇った。鹿児島湾口の海が赤々と染まり、大隈半島先端の佐多岬灯台の灯が消えた。

 目を反対側に移すと、スーッと延びる海岸線上に、「薩摩富士」の開聞岳が朝日を浴びてそそり立っている。標高922メートル。海岸にそびえる山なので、開聞岳は数字以上の高さを感じさせる。

 長崎鼻は浦島太郎伝説の地。浦島太郎が亀に乗ってやってきた竜宮城はこの地にあるといい伝えられてきた。岬の竜宮神社は乙姫をまつっている。

 浦島太郎伝説は日本各地に残されている。この長崎鼻をはじめとし、丹後半島の経ヶ岬や海から遠く離れた木曽谷の名所、寝覚ノ床…などが伝説の地で、スケールの大きな昔話になっている。

 長崎鼻を歩く。ここはソテツの自生地で、国の天然記念物に指定されている。岬の先端には灯台があり、その先には岩礁地帯が広がっている。水平線上には硫黄島や竹島、黒島の口之三島が霞んで見える。岬の突端に立ち、南の海の竜宮城に思いを馳せるのだった。

テーマ : 国内旅行    ジャンル : 旅行

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